ピコ太郎の武道館初ライブを支えた女性通訳者が明かす「通訳の世界」の舞台裏

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通訳者の橋本美穂が、6月4日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:00~)に出演し、「通訳の世界」の舞台裏を明らかにする。

ボクシングで6階級を制覇したマニー・パッキャオからふなっしー、ピコ太郎まで、時代を彩る旬の有名人が開いた外国人向けの会見で通訳を務め、その卓越した技術と表現力が話題になっている橋本。

ただ言葉を変換するだけでなく、スピードや発声のタイミング、間にもこだわり抜き、さらに喜怒哀楽を声に盛り込むことで、話し手のキャラクターやその瞬間の気持ちの抑揚までを聞き手に伝える。ふなっしーの会見では、英語の文末に「なっしー(nassyi)」をつけて会場を沸かせ、ピコ太郎の会見では、「それをどう英語にするって言うの!?」とツッコミたくなるような独特のギャグやダジャレも絶妙な表現で通訳し、ピコ太郎の持つ愛やユーモアを世界に伝えようと奮闘した。

番組では、ピコ太郎の武道館初ライブの通訳現場を皮切りに、医療やビジネスなど様々な場面で活躍する橋本に密着。ある時は海外に拠点を持つIT企業の会議室で、国籍も言葉も違う7人の話す英語と日本語の丁々発止のやりとりを瞬時に通訳し、またある時には1000億円を超える取引に繋がる海外投資家と日本企業のコンファレンスの場で、両者が求める数字や情報を的確に通訳する。失敗が許されない、まさに“真剣勝負の現場”をカメラが追う。「通訳=英語と日本語を置き換えるだけ」そんな思い込みが根底から覆る、トップランクの通訳者の頭の中と、そのテクニックの秘密に迫る。

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