サンドウィッチマン、飽きられない秘密は「流行語をあえて作らない」

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阿川佐和子が、毎回各界で活躍する著名人とトークを展開する『サワコの朝』(MBS/TBS系ネット、毎週土曜7:30~)。5月20日は、お笑いコンビのサンドウィッチマンがネタ作りの秘密を公開した。

お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしは、共に宮城県仙台市出身。高校のラグビー部で出会い、お互いに「面白い奴」と“笑いの才能”を認め合っていたという。高校卒業後、伊達が父親のコネ(?)で福祉関係の仕事に就いたため、一度は別々の道に進んだものの、24歳の時にコンビを結成。長い下積み時代を経て、33歳の時に「M-1グランプリ」で優勝し大ブレイクを果たした。

現在は、テレビやラジオなどのレギュラーが9本。売れっ子になるとネタをやらなくなる芸人もいるが、伊達は「ネタを評価されて世に出させてもらったので、やり続けたい」と意欲を見せ、富澤も「ネタをやっている時が一番楽しい」と自分たちの原点への熱い思いを語った。

サンドウィッチマンのネタ作りは、主に富澤が担当。まずは設定を決めてどんなやりとりが面白いか考えるという。富澤は「ファミレスだったら何があるかなって考えながら、ちょっとずつ(会話を)ズラしてボケていく」と流れを説明。一方の伊達は「ここいらないとか、これ面白くない」と、修正ポイントを伝えるらしいのだが
富澤いわく「いつも完成間近に言ってくる。怒りはしないけど“こいつ作ってないくせに”とは思っている(笑)」とネタ作りの裏話を明かした。

また、飽きられない工夫として伊達は「流行るようなフレーズは作らないように気をつけている」と話し、富澤も「(流行れば)廃りがある」と、流行語にならないよう言葉には気を遣っているとか。

スタジオでは、二人がショートコントを披露。阿川も即興コントに挑戦した。伊達から「完璧でした」とボケ方をほめられ、富澤から「つっこまれた感想は?」と聞かれた阿川は、「ドキドキしたけど、もういっぺんやりたい(笑)」と、コントの面白さに目覚めた様子。

記憶の中で今もきらめく1曲は、ドラマ『スクールウォーズ2』の主題歌である丸山みゆき「FIRE」。高校時代、ラグビーの試合に行く時にマイクロバスの中でテンションを上げるために聞いていたという思い出を振り返った。

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