ココリコ田中&鈴木奈々、危険生物・カミツキガメの捕獲に成功

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田中直樹(ココリコ)と鈴木奈々が、東京の多摩川に生息する危険生物・カミツキガメの捕獲に成功。5月24日(水)19時より放送される『生き物にサンキュー&VSリアルガチ危険生物合体3時間スペシャル』(TBS系列)にて、その一部始終が放送されることがわかった。

多摩川は「タマゾン川」と呼ばれるほど外来種が多く、ピラニアやアロワナなどが生息していることでも知られている。昨年8月に放送された『緊急!ニッポンを襲う世界の超S級危険生物』で捕獲されたアリゲーターガーなど、これらは在来種の生息地を荒らし、子どもなどに危害を与える恐れもあると危惧されている。

同じく特定外来生物のカミツキガメは、強いアゴの力と爪が特徴で、70センチ以上に成長することから特に危険だと考えられている。多摩川の河川敷でも何度も目撃され、かつて捕獲されたことも。さらに千葉県の印旛沼では、このカミツキガメが繁殖し、現在は1万6千匹も生息、これが大きな環境問題に発展している。

番組では、「多摩川も印旛沼のようになる危険性がある」という警鐘の意味を込め、実際にカミツキガメを捕獲。田中と鈴木が、捕獲実績があり、多摩川の生物調査を行っている「おさかなポスト」の創設者で、東京都レッドデーターブックの選定委員でもある山崎充哲氏の協力を得て捕獲に挑戦する。山崎氏は調査を続け、「本流の脇にできた流れのない場所にカミツキガメがいるのではないか」と見当をつけて、罠を仕掛けることに。今回は、特別に作った強靭な鉄製のかごにエサを入れて水中に沈めるという。

田中らが恐る恐るその仕掛けをチェックしていくと、鉄かごのひとつに不気味な姿を発見。慎重にかごを開けると、凶暴な表情をしたカメの姿が。全長約70センチのカミツキガの捕獲に成功した瞬間だ。この模様は、20時10分から放送される番組後編『VSリアルガチ危険生物』内で見ることができる。

樋江井彰敏プロデューサーは「山崎氏によるとカミツキガメに罪はなく、最後まで飼わない人間がカミツキガメを危険生物にしているといいます。ペットとして飼い始めた生き物は死ぬまで責任を持って欲しい」と呼びかけている。

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