リオ五輪開幕式で大喝采!美しすぎる“男子新体操”の秘密

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4月2日(日)23時放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)に、青森大学男子新体操部の監督を務める中田吉光が出演する。

2016年リオ五輪閉幕式で大喝采を浴び、話題をさらったプレゼンテーション「トーキョーショー」。中でも、ダイナミックかつ一糸乱れぬ美しいパフォーマンスで大絶賛されたのが、青森大学男子新体操部の選手たちだ。部員37名、全日本学生選手権では負けなしの15連覇中という超強豪校で、「男子新体操と言えば青森大」「美しすぎる男子新体操」と言われる大きな存在だ。

2002年の創部以来、彼らをここまで育て上げて来たのが、コワモテ大学教授・中田だ。自らも中学生の頃から新体操一筋だった中田の夢は、「男子新体操を世界に広めること」。日本発祥のスポーツである男子新体操は世界統一ルールがなく、国際大会は行われない。当然プロもなく、学生たちが卒業後に新体操で生活していくのは困難だった。

そんな状況を打開すべく、7年前、青森大学の卒業生でプロパフォーマンスグループ「BLUE TOKYO」を結成。新体操とダンスを融合させた異色の舞台は大人気となった。さらに、新体操部の競技大会の映像がYouTubeで爆発的な動画再生回数を叩き出したことをきっかけに、今ではCM出演や、ヨーロッパのパフォーマンスイベントなどからも声がかかるようになり、世界的エンターテイメント集団「シルク・ド・ソレイユ」の団員を輩出するまでになった。

世間の注目を浴びた理由について、中田は「(競技として)日本一であり続けているから」と考える。競技として他校に勝ち続けることと、世界を感動させるパフォーマンスを生み出すことの両立。その偉業の裏には、中田にしか持ち得ない発想と行動力、そして一教育者としての熱い思いがあった。卒業と入学を迎える春の訪れと共に、中田は部員たちに何を伝えるのか。世界基準の選手たちを育てた熱血指導者の魅力と、その秘密に迫る。

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