吉田鋼太郎「ようやく世間が俺に気付いてくれた」“放っておけない”魅力に迫る

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俳優の吉田鋼太郎が、3月12日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:10~)に出演する。

圧倒的な存在感と独特な色気で、今やテレビドラマに引っ張りだこの吉田。現在58歳だが、実は40代まで、昨年亡くなった蜷川幸雄が手がけたシェイクスピア作品の常連俳優だった。舞台の世界では名が通っていたものの、世間的な知名度は決して高くはなかった。

しかし50代以降、ドラマ『半沢直樹』では理解ある上司役を、ドラマ『MOZU』ではキレキレの悪役を演じて一躍ブレイク。NHK連続テレビ小説『花子とアン』では無教養で不器用だが情の深い成金の炭鉱王・伝助を熱演し、中高年女性の熱い支持を獲得。これにより、「伝助萌え」なる言葉が流行するほどのブームを巻き起こした。

番組では、蜷川の遺志を引き継ぎ、さいたま芸術劇場主催の「彩の国シェイクスピアシリーズ」二代目芸術監督に就任した吉田の活動に密着。稀代の演出家と呼ばれ文化勲章も受章した蜷川に対し、リスペクトだけではなく複雑な思いを抱いていたことが明らかになる。

また、私生活では昨年4度目の結婚をし、まさにシェイクスピア作品のような人生を送っている吉田。役者として圧倒的な才能を持ちつつも、プライベートではちょっぴり隙があり、酒を飲み始めるととても放送できないような話が飛び出すのも日常茶飯事。そんな一面が、周囲の人々からすると「放っておけない」のだとか。「ようやく世間が俺に気付いてくれた」と嘯く吉田。その真の魅力に迫るべく、半年間カメラが追い続けた。

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