坂上みき、50歳を過ぎて高齢出産…当時の心情&バッシングについて語る

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阿川佐和子が、毎回各界で活躍する著名人とトークを展開する『サワコの朝』(MBS/TBS系ネット、毎週土曜7:30~)。3月4日は、人気ラジオパーソナリティーの坂上みきが、50歳を過ぎての妊娠&出産にまつわる秘話を語った。

ラジオパーソナリティーやナレーターとして活躍する坂上みきがラジオの世界に入ったのは31歳の時。それまでは地方のテレビ局でアナウンサーを務めるなど、映像の世界で“しゃべる”仕事をしていた。そんな中、パーソナリティを担当した『FMソフィア』(TOKYO FM)での巧みなトークが話題を呼び、およそ30年間、ラジオ界の人気者として多くのリスナーから支持されてきた。

プライベートでは47歳の時に12歳年下のニュージーランド人と結婚。出会ったのはもっと前だったようで、その時から「この人の子どもが欲しい」と思っていたとか。しかし、なかなか子どもができず、10年にわたって不妊治療に挑戦。「こんな歳になってから始めても……」と何度もあきらめかけたが、苦労の末にようやく妊娠した。

坂上は、実は二度目の妊娠であったことを明かし、もしまたダメだったらという不安と、高齢出産ということで周囲から何か言われるかもしれないという悩みがあったと話すが、夫の「もともと僕がニュージーランド人で君が日本人。しかも12歳年下。そこで普通じゃないでしょ。普通じゃないことがもう一つ増えたって別に構わない」という言葉に救われたと、出産前の不安な時期を振り返った。

坂上の妊娠は報道されたが、めでたい話だとばかり思っていたら、バッシングもあったという。坂上は「9割以上は祝福の声。でも、中にはそうじゃないものもあって、全然見知らぬ人からすれ違いざまに“産んでからが大変なのにね”と言われた」と、傷つくような言葉を浴びせられたと告白。

現在は、一人息子を相手に、怒って、わめいて、叫んで、叱りすぎたと思ったらギュっとハグする……など奮闘している。坂上は「あなた(見知らぬ人)の言うとおりです(笑)」と語り、大変ながらも充実している、子育てに追われている日々について語った。子どもが生まれた時から健康に気をつけて、長生きしなければと思ったそうで、坂上は「100歳まで生きたい」と、いつまでも元気に頑張ると力を込めていた。

この日は他に、リスナーを惹きつけるための“術”や、長きにわたるラジオ人生から学んだ“対談の極意”を紹介。「記憶の中で今もきらめく曲」は、30歳の時の自分探しの旅で未来の自分の背中を押してくれたザ・ブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」を自らラジオ風に紹介した。

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