夏木マリ、同世代の阿川佐和子に結婚をオススメ

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阿川佐和子が、毎回各界で活躍する著名人とトークを展開する『サワコの朝』(MBS/TBS系ネット、毎週土曜7:30~)。2月4日は、ゲストの夏木マリが、還暦直前に結婚した理由を明かした。

もともと歌手として芸能界デビューを果たした夏木マリは、1973年に「絹の靴下」が大ヒット。その後、多くの映画やドラマに出演し、俳優としても強烈な個性を発揮してきた。1993年からは、自身が脚本、構成、出演まで全てを手がけた舞台「印象派」を発表。台詞に頼らず身体言語で芸術表現をする独自の舞台は、国内はもとより海外でも高い評価を得ている。

順調な芸能生活を送ってきたようにも見えるが、20代の大半はキャバレー回りの日々を送っていたことを告白。30代の時は芝居に関してかなり苦しんだことも明かした。それでも同世代の阿川が「妖怪みたいな人だといつも思っています」と評するように、何歳になってもバイタリティにあふれていて、何にでも果敢に挑戦する夏木はここ数年、自身の原点だというロックに挑戦。ロックフェスティバルに出演するなど精力的に活動している。

私生活では、59歳の時にパーカッション奏者の斉藤ノヴと結婚。人と暮らすことを面倒くさく思っていて結婚にまったく興味を抱いていなかった夏木の心変わりに対して、阿川が「なぜ?」と尋ねると「その質問を、そのままお返ししたいですね」と笑いながら応えた。「小さい頃から、人生の目標はお嫁になることでした」と、結婚願望が強かったと話す阿川とは対照的に「(結婚願望は)ほとんどなかった」という夏木は「人生、何があるかなんて分からないですね。一緒に暮らしていたんですが(斎藤の)家族とも付き合うようになって。ちゃんと籍を入れて嫁として母の面倒を見たほうがいいな」と、結婚を決意した理由を説明した。

斎藤の優しい人柄に触れ「私も優しくなった。人の意見を聞くようになった。オススメです」と、結婚することの良さを阿川にアピール。「人生後半に誰かと暮らしているっていいこと。そう思うでしょ?」と夏木に聞かれた阿川も「思う思う」と、笑いながら頷いていた。

「記憶の中で今もきらめく1曲」は、高校生の時に追っかけをしていたというザ・タックスマンの「恋よ恋よ恋よ」。グループサウンズが好きすぎて全てを捧げたというこの曲の思い出を振り返った。

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