篠原涼子、小室哲哉と20年ぶり対面「あんなに売れるとは」ブレイク当時を回顧

公開:

2月13日(月)19時より放送される『歌のゴールデンヒット~オリコン1位の50年間~』(TBS系列)の収録が、先日都内で行われ、MCを務める堺正章篠原涼子宮迫博之が見どころを語った。

1968年1月4日にスタートしてから今年でちょうど50年を迎え、日本の音楽を語る上で欠かせない存在となっている「オリコン週間ランキング」。スタートから2017年1月16日までの期間、週間ランキングで1位に輝いた曲数は実に1500曲にも及ぶ。同番組では、その中から厳選された、誰もが知り誰もが歌える、時代を象徴する名曲の数々を聴き尽くし、そして歌い尽くす。ゲストとして石井竜也、菊池桃子、小室哲哉、小柳ルミ子、今陽子、高見沢俊彦、千秋、増田惠子、芳村真理、薬丸裕英らが出演する。

堺は、ザ・スパイダーズのボーカルとして音楽活動を始め、ソロとしても1971年に「さらば恋人」でオリコン週間ランキングの2位を獲得。さらに、『NTV紅白歌のベストテン』『輝く!日本レコード大賞』などの音楽番組で長年司会を務めるなど、音楽の歴史を語る上で欠かすことのできない存在だ。堺は「ランクが急上昇すると、“こんなに認めてもらえたんだ”と感じられました。オリコンに載ったことは忘れられない思い出です」と自身の曲がランクインした時のことを回顧。また「歌手にとって、オリコンにはドラマが詰まっている。オリコンに心を動かされた方々や昔アイドルだった方々が、当時を思い出してたくさん話してくれます。皆さんの心に染みついている曲もたくさん出ているので、当時を思いながら今頑張っている皆さんを浮き彫りにできれば」と語った。

また、毎週渋谷公会堂から生放送されていた『NTV紅白歌のベストテン』のことを挙げ、「当時はピンク・レディーからマッチ(近藤真彦)などさまざまなアイドルが出演していました。戦いに敗れる方もいれば、ランキングに君臨する方もいたけど、たった16、7歳の子たちがよくそんなドラマに耐えられたなと」としみじみ振り返った。

そして今回、当時同ランキングの首位として目の前に立ちはだかった小柳と対面を果たす堺。宮迫に「どうやって堺さんが歯を食いしばるのか見ていただければ(笑)」と言われるも、父・堺駿二の「最高の二番手を狙え」という遺言を挙げ、「1位になったらおしまいだけど、2位で常に可能性を持って生きていくのも、実に大事なことだと言われたことがある。オリコンで言えばそれを守ったことになりますね(笑)。それに、まだ1位になる可能性だってある」と前向きな様子を見せた。

そんな中、小室哲哉プロデュースでリリースした「恋しさとせつなさと心強さと」が1994年に1位を獲得し、一躍人気歌手の仲間入りを果たした篠原は、今回20年ぶりに小室と対面。「小室さんもあの曲があんなに売れるとは思っていなかったみたいで、売れた時にはスタッフもみんな驚いていて。自分たちがついていけなかった」と当時の率直な心境を告白し、「あの曲が売れたことで仕事がたくさん入ってきて、こんなに世界が変わるんだと驚きました。知らない人も声をかけてくれて……」と懐かしそうに語っていた。

PICK UP