世界から熱視線浴びる美人書家・中塚翠涛、パリで初の海外展示に挑戦

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書家の中塚翠涛(なかつか・すいとう)が、1月15日(日)23時25分より放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)に出演する。

人気ドラマシリーズ『SPEC』、映画『武士の献立』をはじめ、数々の映画やCMの題字、書道監修、ロゴ製作、空間デザインなどとして活躍し、幅広い分野で注目を集めている中塚。書家と言えば厳格で寡黙なイメージだが、翠涛は自らが書いた文字を「ちゃん」付けで呼び、時に「カワイイ」とはしゃぐ。驚くほど天真爛漫なキャラクターとその美貌も相まって、現在雑誌やテレビなどに引っ張りだことなっている。

4歳で書道を始めた中塚は、和紙と墨、筆から生み出される古典的な書を重んじながらも、一見すると文字ではなく絵のように見える作品を生み出すほか、時には掃除用のモップなど画材以外の道具を使うこともある。「文字として読めなくても構わない。文字にはいろいろな感情がある。見る人が自由に解釈して楽しむことができれば良い」と、既成概念にとらわれることなく斬新なアート表現を模索し続けているのだ。

その自由な作風は海外でも高く評価され、昨年、フランス国民美術協会より展示依頼が舞い込んだ。1648年に設立された王立絵画彫刻アカデミーの流れを汲む協会の歴代会員には、ロダン、マティス、藤田嗣治、横山大観ら錚々たるアーティストが名を連ねる。さらに会場となるのは、ルーブル美術館の地下300平米を超える巨大空間。この展示会で、中塚は最優秀賞にあたる「金賞」と「審査員賞金賞」をダブル受賞するという快挙を達成した。自身初となる海外での大規模展示で、一体何を表現したのか。

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