岩崎宏美、自身のものまねに「悔しいけど…」コロッケとの関係語る

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阿川佐和子が毎回、各界で活躍する著名人とトークを展開する『サワコの朝』(MBS/TBS系ネット、毎週土曜7:30~)。11月19日は「ロマンス」「聖母(マドンナ)たちのララバイ」などのヒット曲で知られる歌手の岩崎宏美が、デビュー当時の思い出や、ものまね芸人・コロッケとの関係について語った。

■山口百恵とのエピソード
去年、デビュー40周年を迎えた岩崎は、かつて一世を風靡したオーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ)で合格したことを機に芸能界入り。2枚目のシングル「ロマンス」のヒットで、各音楽賞の新人賞を総ナメにした。

その頃、人気スターとして活躍していたのが山口百恵。自分と同い年だとは思えないぐらい大人っぽかった山口は、いつもキレイに一本だけアイラインを引いていたという。岩崎は山口からアイラインを引いてもらったことがあると語り、「当時は奥二重だったから、目を開けると隠れちゃう(笑)」と振り返った。昔のアイドルはみんな自分でメイクをしていたようで「ヘアメイクがいたのはジュリー(沢田研二)だけでしたよ」と、当時の芸能界の裏話を語った。

岩崎の“記憶の中で今もきらめく曲”は、小坂明子「あなた」。『スター誕生!』出演時の勝負曲だった。この曲は、意中の男性と築きたい幸せいっぱいの家庭について具体的に語っていくが、結局その夢は叶わず……と、今はいない「あなた」への切ない想いを綴った歌詞。阿川が、学生時代の友人の前でこの曲を歌うと「今のあなたの心境にぴったりね」と、しみじみ言われるらしい。

■コロッケのネタに対する思い
岩崎のヒット曲でもある「シンデレラ・ハネムーン」は、ものまね芸人・コロッケが彼女のマネをする時に歌うナンバー。「悔しいけど、ちょっと似ていると思った(笑)」と、ネタの完成度の高さに驚いたという。かなりデフォルメされたパフォーマンスが特徴的だが、人柄が良くて真面目な性格のコロッケは誰からも愛されるキャラクター。ものまねされる側の岩崎自身も「仲は悪くない」と、不仲説をきっぱり否定。むしろ、自身が結婚などで芸能活動を休業している時にコロッケがマネをしてくれたことで名前を売ってもらってありがたかったと、感謝の気持ちを明かしていた。

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