SMAP木村拓哉「逃げずに挑む」13年ぶり竹内結子と共演で“職人外科医”演じる

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SMAPの木村拓哉が主演を務める新ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系列、毎週日曜21:00~)が、2017年1月にスタートすることが決定。またヒロインは、木村とは13年ぶりの共演となる竹内結子が務める。

ピアニスト、レーサー、検察官、脳科学者、パイロット、内閣総理大臣など、これまで19もの職業を演じてきた木村。2013年10月期以来約3年ぶりに「日曜劇場」へ帰ってくる木村が、20個目の職業として演じるのは、心臓血管と小児外科が専門の“職人外科医”だ。木村演じる沖田一光は、華々しいスーパードクターではないが、手術に関しては超一流の腕の持ち主。患者の命を救うべく、ひたすら実直に技術を極めようと無限の努力を重ねる誠実さと、妥協を許さない厳しさも持ち合わせている。本作は、そんな沖田を中心に“愛しき人”のたったひとつの“命”、かけがえのない“人生”を巡って繰り広げられるヒューマンラブストーリーだ。

医師として駆け出しの頃、幼馴染でもある親友の画策で病院を追われた沖田は、恋人を置いて単身アメリカ・シアトルに行き修行。経験を積み、職人外科医となった10年後、腕を買われて、恩師でもある東京の大病院・壇上記念病院院長の手術を任されることに。10年ぶりに帰国した沖田を待っていたのは、かつての恋人、彼女と結婚した因縁の親友、そして一癖も二癖もある医師や看護師たちなどの思惑がうごめく病院だった。さらに沖田は、自身を病院から追い出す画策をしたのが親友だったという事実を知らない。木村は「今回集うスタッフ、キャストと共にどれだけの“想い”を伝えることができるのか、決して逃げずに挑んでみたいと思います!」と力強くコメントする。

また共演には、壇上記念病院院長の娘で、沖田の元恋人の小児外科医・壇上深冬を演じる竹内をはじめ、ひと癖もふた癖もある豪華な実力派俳優陣が揃った。世界一の外科医になるという野心を持つ心臓血管外科医・井川颯太役には、TBSの連続ドラマに初出演する松山ケンイチ。一流オペナース・柴田由紀役には木村文乃、壇上記念病院の顧問弁護士・榊原実梨役には菜々緒。壇上記念病院の第一外科部長であり心臓血管外科専門の医師・羽村圭吾役には、及川光博。そして、壇上記念病院副院長で深冬の夫・壇上壮大役を演じるのは、1988年の『3年B組金八先生』以来28年ぶりにTBSの連続ドラマに出演する浅野忠信だ。

スタッフは、命を描くヒューマンストーリーに定評のある橋部敦子が脚本、『とんび』『天皇の料理番』など心に沁み入る作品を作ってきた平川雄一朗が演出、植田博樹が企画、瀬戸口克陽がプロデュースという布陣だ。瀬戸口プロデューサーは「誰にでも“愛しい人”がいて、その人の“たったひとつの命”“かけがえのない人生”は、何よりも大切で愛おしく、だからこそ人生を大きく翻弄する。単なる医療ドラマに留まらず、それぞれの奥行き深い人間ドラマを丁寧に描いていきたいと思っています。オリジナル作品ということで、木村さんをはじめ、竹内さんや浅野さんらとも早い段階からお目にかかって、キャラクター作りを行ってきました。全員で、目一杯の熱量で作品作りに臨みたいと思います」と意気込みを語っている。

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