累計2600万部超!ヤンジャン連載の超ヒット漫画「キングダム」作者・原泰久に密着

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10月30日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:00~)は、漫画家の原泰久に密着し、壮大かつ緻密なストーリーで大人気の漫画「キングダム」創作の舞台裏に迫る。

男性向け漫画雑誌として国内発行部数No.1を誇る「週刊ヤングジャンプ」で、10年もの長きにわたり連載されている歴史漫画「キングダム」。単行本は累計2600万部を突破し、昨年の青年コミック売上1位に輝いたほか、第17回手塚治虫文化賞受賞、お笑い芸人やスポーツ選手など著名人の間にも熱烈なファンが多いことで知られる大人気作品だ。

物語は、2300年前の中国・春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す貧しい少年と後の始皇帝となる秦国の若き王の成長と友情の物語。“天下統一”へ向けて駆け上がっていく若者たちの熱すぎる人間ドラマや、緻密な軍略の駆け引きが、中国の歴史書「史記」を元に描かれている。

今でこそ“超売れっ子”の原だが、実はサラリーマンを経て30歳で漫画家になった“遅咲き”だ。「キングダム」連載開始にあたり、編集者からは「これまで誰にも描かれていない中国の春秋時代をテーマにしても、読者の関心を集められないのでは?」と反対されたが、「真っ白い雪の上に一歩踏み出したい」という強い思いで突き進んだ結果、若者だけでなく大人もハマる稀代のメガヒット作品になったという。

番組では、「キングダム」がストーリーのターニングポイントを迎え、悪戦苦闘する原の5ヶ月間に密着。毎週18ページもの連載を仕上げるため、福岡県の仕事場で“不眠不休”で原稿を書き続けたかと思うと、〆切の合間を縫って博物館に足を運び情報収集、そしてサラリーマン時代の元同僚との飲み会にも律儀に顔を出す。

「一度読めば必ず虜になる」とも言われる壮大なスケールの物語で、読者の心を鷲掴みにし続ける超人気漫画家の原点とは。

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