ものまねタレントのキンタロー。が、柄本佑主演の連続ドラマ『コック警部の晩餐会』（TBS系列、毎週水曜24:10～）にゲスト出演し、本格ドラマデビューを果たすことがわかった。

本作は、柄本演じる、料理の腕前がプロ級の名刑事・コック警部が、事件の容疑者を晩餐会に招き犯人をあぶり出す様子が描かれるミステリーコメディ。ドラマ初出演となる小島瑠璃子が新人刑事・七瀬あずみを、西銘駿が創作料理店のシェフ・田部歩を、えなりかずきが横暴な刑事・猫田典雄を、藤真利子が刑事部長・一条千鶴を、それぞれ演じる。

キンタロー。が出演するのは、11月2日放送の第3話。以前にもドラマ出演の経験はあるが、役名があり、かつドラマの中心人物を演じるのはこれが初。今回演じるのは、「食べ歩きの女王」と呼ばれるグルメリポーター・小田マリ。古久警部もファンだという毒舌グルメブロガーでもあり、「おだまり！」という決めゼリフで人気を博しているという役どころだ。物語では、マリの知人で大衆割烹店の店主・香田の遺体が発見されるが、事件直前にマリと香田が口論をしていたところを目撃されたため、容疑者として逮捕されてしまうという重要な役割を担っている。キンタロー。のコメントは以下の通り。

＜意気込み＞
やはり俳優さん方はきっと顔が小さいだろうということで、浮かないように小顔矯正に行き、いつもよりも小さくして挑みました！

＜柄本佑や小島瑠璃子と共演した感想＞
怒られるかもしれませんが、実はヒロインのこじるりちゃんに少し似ていると言われたことがあるんです……。そんなこじるりちゃんと間近に何度も接することができたので、こじるりちゃんのものまねをマスターしました！　今度どこかで披露したいと思います。柄本さんはすごく穏やかな感じで、「私と何だか似ているな」とまじまじと観察しました。そしたら「骨格が少し私と似ている？」と思い、最終的に柄本さんの顔ものまねも……。「私、できる！」そう確信しました。『コック警部の晩餐会』ですでにお二人のものまねを┐（ ∵ ）┌フライングゲットすることに成功しました。

＜女優になった気分＞
やっと、このチャンスがきたかと。やはり前田敦子さんも女優として頑張ってらっしゃるので、私も頑張りたいと思っていたのです。実は中学生の頃は、演劇部所属でした。演技の世界に興味津々ですし、精一杯やらせていただきました。私の新たな一面を発見できたかなと。普段、ご本人になりきるものまねが活かされた感じです。さらに、誰かが昔私を慰めてくれる時に「女優は大顔が重宝される」と言ってくれましたが、何故なのかはやってみても見つけることができず、今後の課題だなと深く思いました。

＜視聴者に一言＞
私の全身全霊の演技！　絶対見てください！　最後にひとつだけ、お願いがあります。画面で私の顔がこじるりちゃんよりもデカくても、私のことを嫌いにならないでくだちゃい（>_<）！