『マツコの知らない世界』ハンドメイド好きの聖地「ユザワヤ」回まとめ

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜20:57~)。10月18日は、週に5日も通うほど大好きだという北島真紀さん(48歳)が「ユザワヤの世界」を案内した。

■ハンドメイドブームの立役者
今、日本ではハンドメイドが流行っているとか。今年開かれた「日本ホビーショー」の来場者数は約21万人、ハンドメイド作品を売るネットショップも、過去最高の利用者数を記録している。このブームを後押ししているのが、手作りホビー材料の大型専門店「ユザワヤ」。創業61周年の老舗で、現在は全国に60店舗ある人気店だ。生モノ以外は全て揃うというその品数は30万点以上。週に5日通う“ユザラー”である北島さんにとっては、まさに夢の国そのもの。「寝ても覚めても縫うことしか考えていない」と語る彼女が、ユザワヤの魅力を紹介していった。

■超便利!進化した手芸グッズ
・tic(518円・税込)
たった10秒でボタンが付けられるスグレもの。初心者にも使いやすく、裁縫が苦手な男性にはうってつけ。針も糸も使わないため、手先が器用ではなくても簡単に付けられる。
(1)生地の下から尖っているピンを刺す。
(2)差し込んだピンの上にボタンを置く。
(3)もう片方のピンをカチッと音がするまで差し込む。
(4)左右にクネクネ動かしながらticを外して完成。

・USB電動ミニミシン(2480円・税込)
コンパクトなサイズで扱いやすい。どこでも手軽に裁縫ができる。

・デスクスレダー(1836円・税込)
老眼でも簡単に糸通しができる画期的な商品。黄色とピンクの2色がある。ちなみに北島さんはピンクを愛用。
(1)針の穴を下にしてセット。
(2)糸をセットする。
(3)ボタンを押して針を上げる。
(4)糸を引っ張る。

・UVレジン 太陽の雫 ハードタイプ(1620円・税込)/UVライト(5486円・税込)
たった2分でオリジナルのボタンが作れる。レジン液はジェルネイルと同じ材質。北島さんのオリジナルボタンコレクションには切手やスプリング、青色の三角ゴミネットを細かく刻んで装飾したボタンがある。また、乾燥していれば食べ物でもOK。お茶漬けの素やお米を使った変わりダネも個性的で面白い。
(1)専用の型にレジン液を半分入れる。
(2)レジン液に好きな装飾を入れる。
(3)装飾のレイアウトを竹串で調整。
(4)型のギリギリまで再びレジン液を入れる。
(5)UVライトでレジン液を固める。
(6)型からボタンを取り出したら完成。


マツコも少しは興味が出てきたようで「作ってみたくはならないけど、手芸を好きな人の気持ちは分かってきた」と感想を語った。

■マツコも爆買い!? ユザワヤ巡り
スタジオに「ユザワヤ」の店内を完全再現。北島さんは「すごい!」と感激しながら、マツコにおすすめ商品を紹介する。

・毛糸のマンセル(ユザワヤのオリジナルブランド)
150種類のカラーがある。

・ビーズのセット
廃盤の商品や在庫がない商品をセットにして売っている。

・ワンピースの型紙
ファスナーやボタンを使わず簡単に作れる。

・マリメッコの生地
生地は10cmから買える。普段から生地を買ってオリジナルの衣装を作っているマツコは、豊富な種類の生地を前に大興奮。購買意欲をそそられたのか次々とお気に入りの柄を手に取り、全部で33本をお買い上げ。合計金額は約135万円に! 想像以上の額にマツコは「マジ!?」と驚いていた。

■世界に一つしかない!? オリジナルクラッチバッグ
北島さんは、マツコのためにクラッチバッグを作成。マツコが以前に番組で着ていた衣装を使っているが、実はまだ未完成だとか。北島さんと一緒に作ることになったマツコは、スペイン製のブレード(装飾を施したリボン)をバッグに貼り付けることに。ブレードの貼り付けには針と糸を使わず「裁ほう上手」(400円~)というボンドを使用。貼り終わった後、番組前半で作ったマツコオリジナルのボタンを付けて完成。
(1)ブレードにボンドを塗る。
(2)付属のハケでボンドを広げる。
(3)バッグにブレードを貼る。
(4)ドライヤーの熱でしっかりと糊付け。

■北島さん流「ユザワヤの楽しみ方」
・赤札(特価品)は絶対にチェック!
端切れを安い値段で販売。種類の豊富さが魅力的。元の値段が分かるように値札が貼られていて、少しずつ値下がりしていく過程が見えるためお得感が倍増する。北島さんいわく「大好物のコーナー」だとか。

・展示品はヒントの宝庫
目につきやすい場所に置かれている展示品は、オリジナルグッズ作成のヒントに! 10円でアクセサリーのレシピが購入できて、工具も無料で貸出している。初心者でもすぐ作れるようなアイデアが満載だ。

・店頭無料講習会
ユザワヤ芸術学院講師の北島さんは「ハワイアンキルト」と「パッチワーク」を担当している。

・本当のお宝は隅っこに?
お店の真ん中にはシーズン物が多く置かれているが、通はあまり目立たない隅の方を細かくチェック。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!?

この日は他に「収集歴18年」という小林宗之さんが、知られざる「号外の世界」について語った。

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