M!LK佐野勇斗、菅野美穂の息子役で連ドラ初出演「色々なことを学びたい」

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5人組ダンスボーカルユニット・M!LKの佐野勇斗が、菅野美穂主演の新ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系列、10月スタート、毎週金曜22:00~)にて、連続ドラマに初出演することがわかった。

主人公は、家族でタワーマンションに引っ越し、最新鋭のセキュリティに守られた“憧れの新生活”を始める……はずが、不気味で恐ろしい隣人に追い詰められていく主婦・高野亜紀(菅野)。そして、プライドや虚栄心、嫉妬といった闇の感情を持った、高級タワーマンションに巣食う女たちの“闇”を巧みに操り、亜紀をマンション内で孤立させ、緻密なシナリオで追い詰めていく、美しくも不気味な最凶の隣人・佐々木弓子を松嶋菜々子が演じる。マンションの住人たちは、強制ハロウィン、地獄のランチ、フロア差別、ゴミ出しにも正装。本作では、弓子が、「2階の住人は所詮レベル2の人生よ」という滑稽にも見える主婦の生態をうまく利用し、亜紀をマンション内で孤立させるだけではなく、緻密なシナリオで追い詰め、亜紀一家に崩壊をもたらす。そんな中、連続誘拐事件が世間を騒がせる……という、人の裏側に潜む悪意と真の家族愛を問う完全オリジナルドラマだ。また、亜紀が長女のそら(稲垣来泉)を通わせている体操教室のコーチ・生方航平役で、EXILE/三代目J Soul Brothersの岩田剛典が出演する。

佐野が演じるのは、亜紀の長男・高野和樹(たかのかずき)。母の手伝いや、歳の離れた妹・そらの面倒を進んでみる、心優しい高校一年生だ。しかし、物静かであるが故に周囲に打ち解けづらい一面も持っているようで……。佐野は「お話を聞いた時は、正直嬉しさよりも先に不安でいっぱいでした。いつもテレビで見ている皆さんと、一つの作品を作り上げられるなんて夢のようです。頂いた台本を読めば読むほど、ドラマの世界観に飲まれていき、次々と頭の中で映像が出来上がっていくような感覚になりました。日本中の方に作品の面白さが伝わるよう、自分のできることを全力で行っていきたいと思います」と意気込みを語る。また、共演者については「菅野さん、松嶋さん、岩田さんとお会いした時の第一声は“ほ、本物だぁ……”でした(笑)。ただただ美人で格好良かったです。色々なことを学び、吸収させてもらいたいです」と感激の様子。和樹役については、「お母さんや妹想いの、とても優しい男の子という印象を受けたのですが、ストーリーを読むうちに、だんだんと闇の部分が明らかになっていきます。明るい部分と闇の部分を細かく、繊細に演じていきたいと思います」と語っている。

このほか、豪華俳優陣の出演も決定。亜紀の夫・健一役には、田中直樹(ココリコ)。タワーマンションの最上階に住み、ヒエラルキーの頂点に君臨するセレブ夫妻に、津田寛治と横山めぐみ。それぞれ周囲には言えない秘密を抱えた主婦を堀内敬子とホラン千秋が演じる。また、健一の上司役に木村祐一、物語の鍵となる連続誘拐事件を捜査する若手刑事に上杉柊平、ベテラン刑事には光石研。そして、和樹のクラスメイトで同じタワーマンションに住む橋口成美(はしぐちなるみ)役で、ミスセブンティーンの川津明日香が連続ドラマ初主演を果たす。

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