織田裕二、IQ246の天才貴族に!土屋太鳳、ディーン、中谷美紀と本格ミステリー

公開: 更新:

俳優の織田裕二が、10月スタートの新ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系列、毎週日曜21:00~)で、9年ぶりにTBS連続ドラマの主演を務めることがわかった。

「日曜劇場」で放送される本作は、IQ246の天才・法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)が、難事件を膨大な知識と鮮やかな推理で解決する1話完結の本格ミステリー。嫡子は代々246という高いIQ(超遺伝頭脳)が遺伝するという特別な家系の法門寺家。“熱い男”というイメージが強い織田が今回演じる沙羅駆は、やんごとなき貴族の末裔で、生活に困ることなく、時の権力とは無関係に、代々ありとあらゆる学問のみを探求してきた法門寺家の現89代当主だ。「ああ、暇だ暇だ。どこかに私が解くに値する謎はないものか……」と常に暇を持て余し、自らが解くに値する“謎”を求め、世間にはびこる“美しい事件”をIQ246(超遺伝頭脳)で鮮やかに解決する。

また、主人公を取り巻く共演者には、豪華で多彩な顔ぶれが勢揃い。沙羅駆を警護するため、警視庁から派遣された猪突猛進型の刑事・和藤奏子(わとうそうこ)を演じるのは、若手人気女優・土屋太鳳。法門寺家に代々仕える当代の執事・賢正には、世界を舞台に活躍を続けるディーン・フジオカ。そして、沙羅駆の推理能力に魅了される風変わりな法医学専門医監察医・森本朋美は、中谷美紀が演じる。出演者、植田博樹プロデューサーのコメントは以下の通り。

<織田裕二>
斬新で素晴らしいクリエイティブチームに出会いました。毎話次はどんな話かと、僕自身楽しみにしています。共演する皆さんも初共演の方が多く、撮影が始まるのがとても待ち遠しいです。今回は今まで演じたことがないキャラクターなので、新たに皆さんに喜んでもらえるよう役作りに励んでいます。では、日曜夜9時にお会いしましょう!

<土屋太鳳>
このお話をいただいた際、まず共演する方々のお名前を知り、さらに「日曜劇場」への出演オファーということで、内容を詳しく聞く前に自然と「ぜひお願いします!」と答えていました。そして初の刑事役だと知り、正直とても緊張しています。目標のひとつとしてきた刑事役に予想以上に早く出会えたことに驚いていますが、これまでの憧れとこれからの覚悟を、全力でぶつけたいと思います。オリジナル作品に挑戦するのは久しぶりなので、未知の旅に出る前のような不思議な高揚感を感じていますが、役と一緒に人生を歩んでいく気持ちで、一つ一つの場面を大切に演じたいと思います。奏子は、私と同世代のイマドキの女性で共感を持ちやすい印象ですが、一方で「刑事」という職業に辿り着いていることを考えると、見た目の印象だけではない「何か」を持っている女性だと思います。「刑事」になるという厳しい試練を乗り越えた上でのものなので、その経緯を心のどこかで意識しながら演じていきたいと思っています。

<ディーン・フジオカ>
先日共演させていただいた寺尾聰さんが現在ご出演されている「日曜劇場」の次クールに出演できることに、不思議な縁を感じ大変嬉しく思います。そして今回、織田さんと初めてご一緒させていただけて光栄です。織田さんを大先輩として、また兄貴として、胸をお借りして精一杯演じさせていただければと思います。沙羅駆をはじめ、強烈な個性のあるキャラクターが多く、役者の方々も素晴らしい方々なので、どのような作品になるのか今から共演が楽しみです。賢正はアクションが多いと聞いているので、その役目を果たせる様に身体を作り、撮影を安全かつ迅速に進められる様にリハーサルから全力で頑張ります。

<中谷美紀>
IQ246という人智を超越した頭脳の持ち主が主人公とのこと、織田さんが規格外の人物をどのように見せてくださるのか楽しみでなりません。(台本を読んで)法門寺の天才ゆえの傍若無人さや、貴族階級ゆえの世間知らず具合が絶妙で、思わずクスッと笑ってしまいました。その一方で、やはり事件を解決に至らしめる推理が鮮やかで、孤高の法門寺の行く末を見続けたいと思いました。人間は嘘を語りますが、物言わぬ死体は雄弁に真実を語るものだと言います。朋美は、欺瞞に満ちた世間の人々よりも、決して彼女を裏切らず、真実のみをそっと囁く死体を誰よりも愛する法医学専門医監察医で、同じように死体の言葉を聴くことのできる法門寺にシンパシーを感じていますので、法門寺に匹敵するくらいの変態ぶりを静かに発揮できたらと思います。 

<植田博樹プロデューサー>
罪の醜さを憎んで人を憎まず――。法門寺沙羅駆は、日本人がどこかに置いてきてしまった“日本の美意識”をそのまま体現したかのような男です。物事の美しさにしか興味がなく、ある意味純粋なのかもしれませんが、その貴族感溢れる発言にまわりはイラつくし、かなり近寄りがたい。そんな、心の中をうかがい知る事ができない、浮世離れした新しいヒーロー像としての沙羅駆を織田さんに演じて頂けるのが、とても楽しみです。そこから滲み出てくるのは、織田さんならではの優しさなのか、かわいらしさなのか、はたまたおかしみなのか。どんな沙羅駆であっても、全く新しい織田さんをこの日曜劇場でご覧頂けるのは、間違いありません。そして、沙羅駆に庶民、平民と馬鹿にされる土屋さん、心から沙羅駆を信頼し、命を賭して沙羅駆を守る執事のディーンさん、沙羅駆の脳に惚れるちょっと変わった法医学専門医 監察医の中谷さんをはじめ、錚々たる皆さんが沙羅駆に振り回される様は、魅力的な俳優の皆様による、即興のジャズライブのような作品になるのではないかと期待しています。自由に広がっていくようなチームワークを楽しみにしてます。浮世離れしたヒーローが、醜い犯罪を犯した巧みな犯人たちを毎回追い詰めていきます。犯人にしてみれば、イライラするしとてつもなく迷惑ですが、テレビの前でご覧頂く皆さんには、貴族感たっぷりに、鮮やかに推理していく様をスカッと楽しんで頂ける作品に仕上がると思います。ぜひ、お楽しみください。

PICK UP