向井理、ふんどし姿&大胆ベロ出しに「抵抗しかない」

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7月8日にスタートする新ドラマ『神の舌を持つ男』(TBS系列、毎週金曜22:00~ 初回は15分拡大)の制作発表が、4日に都内で行われ、主演の向井理をはじめ、木村文乃佐藤二朗堤幸彦監督、脚本の桜井武晴らが出席した。

本作は、一台のボロ車に乗った3人の男女が、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて全国の秘湯と呼ばれる温泉地を旅するコミカルミステリー。堤幸彦が演出を手がけており、思わずクスリと笑ってしまうギャグが満載となっている。

主人公の朝永蘭丸(ともなが・らんまる)を演じる向井は「最初にお話を頂いた時の第一声は“訳がわからない”でした(笑)。撮影が始まっても、やっぱり未だに訳がわからない」とこぼすも、「演じていく内に堤さんの世界観が形になっていくのを目の当たりにして、どういう形でテレビに映るんだろうと思うようになりました。身を削って作った作品なので、自信があります」と力強く語った。

また、蘭丸は舐めたものの成分が何でもわかるという“絶対舌感”を持っているという設定。向井が大胆に舌を出すシーンも見どころの一つだが、それに対し向井は「もう抵抗しかなかったです。台本を読んだ時は、はらわたが……(笑)」と葛藤があったことを告白。しかし「でも、そういうことをいちいち考えていたら立ち直れないので、すべて受け入れることにしました。精神的に強くなりました」と前向きに捉えていた。

さらに、堤作品の登場人物は、衣装がワンポーズ(衣装が一種類だけのこと)のことが多い中、蘭丸と旅する古物商・甕棺墓光(かめかんぼ・ひかる)は毎回違う衣装を披露。光を演じる木村は、「光はスカートだろうか浴衣だろうが、お構いなしにお行儀が悪いです。お嫁に行けたらいいんですが(笑)」と心配そうにコメント。さらに木村の「光は寝相もすごい。いびき、舌打ち、暴言もあるし……」という声に、桜井が「とてもうまかったよ(笑)」とフォローすると、木村は「よくわからないです。普段の私とは全然違うので」とブリッ子口調でとぼけてみせ、会場の笑いを誘った。

謎の人物・宮沢寛治(みやざわ・かんじ)を演じる佐藤は「向井さんと共に、僕もほぼ毎週ふんどし姿になります。無駄な肉のついていない向井さんの隣で、無駄な肉しかない僕の年相応で怠惰な肉体は、一部の層には見どころになるんじゃないかと(笑)」とアピールした。

そしてこの日は、サプライズゲストとして主題歌「女は抱かれて鮎になる」を歌う坂本冬美が登場。向井に花束を贈呈すると、その顔をまじまじと見つめ「お顔の小さいこと」と驚いていた。

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