吉田羊、『コウノドリ』助産師役に「幸せ感じる役だった」と感謝

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橋田壽賀子が理事を務める一般財団法人橋田文化財団が主催する「第24回橋田賞」授賞式が、10日に都内で開催され、橋田賞を受賞した佐藤健鈴木亮平、橋田賞新人賞を受賞した吉田羊が出席した。

同賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に対して贈られる。連続ドラマ『コウノドリ』(TBS系列、2015年)などでの活躍を評価され、受賞に至った吉田はネイビーのドレスで登壇し、「新人賞をいただいた吉田羊です」と挨拶。「身に余る素晴らしい賞を頂きましてありがとうございます。『コウノドリ』で演じた助産師・留美子は演じていて幸せを感じる役でした。その幸せが視聴者にも伝わり、受賞に繋がったのだと思います」と感謝の言葉を述べた。

また吉田は、橋田が手がけたスペシャルドラマ『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』(TBS系列、2010年)に出演している。橋田は「吉田ひつじさんってどんな方だろうと思っていたら、“ママ(橋田)のドラマに出ているじゃない!”と(泉)ピン子に怒られました(笑)」とコメント。恐縮した様子を見せる吉田に、「あの時は貧しい人の役でしたよね? 今はあまりに美人で、あの時と格差がありすぎますね。全然わからなかったです。これからは吉田さんが出ている作品は絶対見ます」と笑顔を見せた。

今回、橋田賞大賞は該当なしだったが、橋田賞は佐藤、鈴木のほか、二人が出演した連続ドラマ『天皇の料理番』(TBS系列、2015年)、連続テレビ小説『あさが来た』(NHK、2015-2016年)などが受賞。『天皇の料理番』で主演を務めた佐藤は「この作品に出演できたことを嬉しく思うと共に、今後も見て下さる方々の心に深く残る作品作りを目指し、精進していきたい」と挨拶。主人公の兄で、病床に伏せる青年を演じた鈴木は「何より嬉しいのは、共に演じた佐藤と共に賞を頂けたこと」と、受賞の喜びを語っていた。

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