オダギリジョー、黒木華の“パンク”な一面を暴露

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4月12日(火)にスタートする新ドラマ『重版出来!』(TBS系列、毎週火曜22:00、初回は15分拡大スペシャル)の完成披露特別試写会が5日に都内で行われ、主演の黒木華をはじめ、オダギリジョー坂口健太郎安田顕松重豊が出席した。

本作は、2014年日本経済新聞「仕事マンガランキング」第1位を獲得した、松田奈緒子による同名コミック(小学館「月刊!スピリッツ」にて連載中)のドラマ化。黒木演じる週刊コミック誌「週刊バイブス」の新人編集者・黒沢心が、周囲を巻き込みながらライバル雑誌に勝つべく奮闘する姿が描かれる“お仕事ヒューマン群像劇”となっている。

新人編集者役を演じる黒木は「年上のキャストの方が多いので、心と共に私自身もいろいろなことを教えてもらおうと思い演じています」と初々しく挨拶。心の先輩編集者・五百旗頭敬役を演じるオダギリは、そんな黒木に対し「素晴らしい方です。皆さん、静かでお人形さんのようだと思っているかもしれませんが、とんでもない。そのイメージを裏切ってくれる。大阪人の血が見え隠れする時がとても好きです」と絶賛。黒木が「あの……良いイメージのまま終わらせていただけますか(笑)?」と苦笑いで答えるも、オダギリは続けて「意外とパンクロックが好きらしく、そんな部分も好きです」と、黒木の意外な一面を暴露した。それを受け、黒木は「シド・ヴィシャスが好きなのでセックス・ピストルズ、あとはニルヴァーナなどを聴きます」と好みを明かした。

また、好きな漫画を聞かれた黒木は「萩尾望都さんや松本大洋さんの漫画が好きです」とコメント。最近では「東京喰種 トーキョーグール」や「亜人」を読んだという。そしてオダギリは「キン肉マン」と「じゃりン子チエ」、編集者・安井昇役の安田は「みんなあげちゃう」、編集長・和田靖樹役の松重は「マカロニほうれん荘」をそれぞれ挙げた。そんな中、コミック営業部担当・小泉純役の坂口は「風の谷のナウシカ」と「三つ目がとおる」の名を出しながら「初めて恋をしたのはナウシカでした」と告白、会場を大いに沸かせた。

最後に、黒木は「このドラマには、お仕事をされている方々に共通するテーマがあります。ドラマを見た皆さんが“明日も頑張ろう”と思えるような作品にしていければ」と力を込めて語っていた。

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