鈴木ちなみ、ミステリーハンター初挑戦!自転車ツアーで台湾の魅力を再発見

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モデルで女優の鈴木ちなみが、3月26日(土)に放送される『世界ふしぎ発見!』(TBS系列、毎週土曜21:00)で、ミステリーハンターに初挑戦。先日、都内スタジオで取材会が行われ、鈴木が感想を語った。

今回鈴木が訪れたのは、「自転車王国」と呼ばれ、今世界から注目を集めている台湾。現地で特に人気なのが、台湾を自転車で一周する「環島(ファンダオ)」という自転車ツアーだ。九州の同じくらいの大きさの島を自分の足で巡ることで、新たな台湾の魅力を発見できたり、自分自身を見つめ直したりできると人気を博している。台湾は初めてだという鈴木は、台湾の自転車メーカー・ジャイアントの協力を得て、この環島に挑戦。スケジュール的に全てのコースを自転車で巡るのは難しいため、時々サポートカーを頼りながら、ジャイアントの社長の案内で移動した。

普段は回答者として同番組に出演している鈴木は、ミステリーハンターに抜擢されたことについて「幼い時祖母と番組を見ていて、“綺麗なお姉さんが海外を楽しんでいるな”と思っていました。女の子なら誰もが憧れるお仕事の一つですよね。決まった時は嬉しかったですが、今までのミステリーハンターのイメージを崩してはいけないと思うと身が引き締まりました」とニッコリ。

現地ではシティサイクルに乗り、最南端から北上した鈴木は「旅行というのは都市ごとの観光で終わりがちですが、一つの国を丸ごと楽しめるというのは、面白い提案ですよね。それに、車だと駐車場所を探したりしなければならないけど、自転車だと細い道も入れるし、行きたい場所ですぐ降りることができるので、台湾の新たな魅力を発見できます」と語った。

また、現地で感じた台湾の魅力を聞かれると「台湾は、各都市が大きかったです。西海岸と東海岸は、全く様子が違うのでお勧めです。九州くらいの大きさの島で、あれだけの景色の違いが見られることは魅力の一つです」と語り、「北回帰線を狭間に、気候や風土がガラっと変わるのを肌で感じられるのが楽しかったです。自然もあるし、繁華街もあるし、ご飯もおいしかったし。各地がそれぞれ発展していて楽しめる。街中では喧噪や店の匂いを感じられる一方で、海岸線では綺麗なオーシャンビューを見ることができました。親日だからか皆さん優しく、気兼ねなく行ける国だと思いました」と振り返った。

さらに、長時間自転車を漕ぐことで体力的には大変だったが、得るものは大きかったと明かす。「自転車に乗りながら、看板に書いてある漢字を見て“何て書いてあるんだろう”と思ったり、きつい坂を上った先にある小学校を見て“どんな通学路になっているんだろう”と思ったり。1年に1回のお祭りにも遭遇しましたし、良いハプニングにたくさん出会えて楽しかったです」と充実した表情を見せた。また、「大人になるにつれ、極限状態にいることってなくなってきますよね。この旅では、自転車を漕ぐという単純な運動をしないと前に進めないけど、漕ぐと疲れる、という両面があります。自転車に乗っている時って、誰とも話さないので、自分の限界と向き合い、見つめ合える。自問自答しながら辛い坂道を乗り切った後は、大きな達成感がありました。“やればできる”という言葉をシンプルに体感できました。また、くじけそうになっても台湾の景色、食事、人々に励まされてエネルギーを貰えるので、またペダルを踏むことができました」と語った。

そして、ミステリーハンターとして心がけたことを聞かれると「その時に思ったことを等身大でリポートするように努めました。旅が進むにつれて台湾愛が深まっていったので、最初と最後では表情が全然違うと思います。それが視聴者の方に伝わり、台北以外にも行ってみようかなと思って頂けると嬉しいです」とアピール。一方で、クイズ出題には手こずったという。「リポートする場面では台本がほぼないので自由にできたのですが、クイズの出題の時には“あ、見どころが来たんだな”と思い、気持ちが正されるようでした。台本があるので、“間違えてはだめだ!”と意気込んでしまい、何度かNGを出してしまいました。クイズを言うのに必死で、表情も怖くなってしまったかもしれません(笑)。またミステリーハンターをさせていただけるなら、出題の仕方にもこだわりたいです。自分で演出してみるのも良いかも」と目を輝かせた。

最後に、環島に挑戦する人々に対し、「足を止めて周りを見ると、台湾の海や緑が広がっているので、それを見て自分をリセットして向き合っていただければ。自転車を漕ぐというのは、単純だけど大変なこと。たくさん風を浴びて、エネルギーに変えて欲しい」とメッセージを寄せていた。

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