女優・綾瀬はるかを「こんなに見つめて…」と八代弁護士、初共演に恐縮

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国際弁護士の八代英輝が、3月11日(金)に放送される、綾瀬はるか主演の連続ドラマ『わたしを離さないで』(TBS系列、毎週金曜22:00)第9話にゲスト出演することがわかった。

本作は、英国のベストセラー作家カズオ・イシグロが2005年に発表、同国内で100万部を超える大ヒットとなった同名小説を、舞台をイギリスから日本に置き換えてドラマ化。臓器提供者という運命を背負った恭子(綾瀬)、友彦(三浦春馬)、美和(水川あさみ)が、絆を求め、人を愛することで生きる希望を得ようとするヒューマンラブストーリーとなっている。

八代が演じるのは、出版社で働く男性編集者・古井役。閉ざされた世界で生きてきた恭子が外の世界で触れ合う、数少ない人間の一人で、臓器提供までの猶予を獲得したい恭子と友彦が、陽光学苑の校長だった恵美子(麻生祐未)と再会するための架け橋となる重要な人物だ。オファーを受けた時の心境について、八代は「自分に声がかかるとは夢にも思っていませんでした。重厚なドラマなので、お断りしようかという気持ちもあったのですが、こんな機会はそうそうないと思い、チャレンジさせていただくことに致しました」とコメント。

現場では終始緊張した面持ちながらも、自分の手帳を持参して役作りをするなど、入念な演技プランのもと撮影に臨んだという八代は「最初は歩く時に手と足が同時に出てしまうぐらい緊張していたのですが、皆さんが空気を和らげてくださって、ちょっと足を引っ張る程度で済んだかなと思います(笑)」と振り返る。また、綾瀬演じる恭子と対面するシーンについては「女優・綾瀬はるかをこんなに見つめて許されるのだろうかと心配になりました(笑)。いつもは番宣の時ぐらいしかお会いする機会がなく、その時は明るくスタジオに来られるので、今回のように役柄に入られた姿を見るのは初めてでした。美しいと思うと同時に、プロの女優としての迫力を感じました」と、綾瀬の女優魂に感服する様子を見せた。

最後に、八代は「重厚なテーマの中に命の大切さが丁寧に描かれている、とても見ごたえのある作品だと思います。原作はもちろん、映画をご覧になった方にも楽しんでいただけると思いますので、ドラマオリジナルの結末を楽しみにしていただければ」とアピール。本業の弁護士としてはもちろん、昼の情報番組『ひるおび!』(同局、毎週月~金曜11:00)で恵俊彰と共にMCを務めるほか、講演会の出席やテレビ・ラジオ出演と、さまざまな分野でマルチに活躍する八代が、ドラマの世界観とどのようにマッチするのか注目が集まる。

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