嵐、EXILEなどJ-POPが卒業ソングの定番に『マツコの知らない世界』で驚きの調査結果

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。2月23日は、元タワーレコードの社員で現在は音楽プロデューサーとして活躍している冨田明宏さん(35歳)が、時代を彩った「卒業ソングの世界」を案内した。

あまり興味を示していない様子のマツコに対して、冨田さんは「卒業ソングとはカタルシス! 楽しかったことや嫌なことがあった学生時代も卒業という大きな節目で合唱したり、流行りの卒業ソングを歌うことで浄化されていい思い出になるものなんです」と力説。しかし、マツコは「みんなで泣いて済ませてるところはあるわよね。私は、それができないのよ~。何でお前と一緒に泣かなくちゃいけないんだって、そっちに行っちゃうの(笑)」と、まだピンと来ていない様子。

■今や卒業式で「J-POP」を歌う時代
今回、冨田さんは10~50代、計250人にアンケートを実施。卒業式でどんな歌を合唱したか聞いてみたという。その結果、昭和生まれ(30~50代)のトップ5は、1位「仰げば尊し」、2位「蛍の光」、3位「贈る言葉/海援隊」、4位「大地讃頌」、5位「巣立ちの歌」という名曲がズラリ。「大地讃頌」は1962年から歌われていて、元々はオーケストラ用に作られた曲だった。マツコも「卒業式では歌ってないけど、この曲は好き。いい歌よね」と。「巣立ちの歌」(1965年~)は80~90年代の卒業式で多く歌われた楽曲。

続いて平成生まれ(10~20代)のトップ5は、1位「旅立ちの日に」、2位「旅立ちの日に…/川嶋あい」、3位「さくら(独唱)/森山直太朗」、4位「道/EXILE」、5位「手紙~拝啓十五の君へ~/アンジェラ・アキ」と、J-POPのヒット曲がランクイン。このランキングを見たマツコは「何かちょっと、軽くない? これで泣くの?」と。しかし、1位の「旅立ちの日に」が埼玉県秩父市にある影森中学校の校長先生と音楽の先生によって作られた曲だと知り「軽いなんて言ってすみません(苦笑)」と恐縮していた。この曲は、当時荒れていた学校を合唱の力で正していきたいという先生たちの思いが込められているという。他にも、嵐の「ふるさと」やGReeeeNの「遥か」、いきものがかりの「YELL」などが合唱用にアレンジされて歌われているとか。

■懐かしの人気アイドルが卒業ソングの名曲を熱唱
そして、「昭和の卒業ソング」トップ3は、誰もが一度は歌ったことがある有名な曲ばかり。1位の「贈る言葉」は海援隊のヒット曲。ドラマ「3年B組金八先生」の主題歌としてもおなじみの一曲だ。2位はイルカの「なごり雪」。累計売り上げ80万枚を記録した。3位は荒井由実(現・松任谷由実)の「卒業写真」。卒業して数年後を描いた曲で、これまでに30組以上の歌手がカバーしている。この3曲を、杉並児童合唱団がスタジオで披露した。ベスト3には入っていないが、マツコが好きな昭和の卒業ソングは、斉藤由貴の「卒業」と、柏原芳恵の「春なのに」。今回は、サプライズゲストとして柏原芳恵がマツコの目の前に登場。中島みゆきが作詞・作曲を担当した「春なのに」を熱唱した。また、「ハロー・グッバイ」「カム・フラージュ」「最愛」など、柏原が「ザ・ベストテン」に出演した時の懐かしい映像も登場した。


この日は他に、体当たり家電ライターの藤山哲人さん(48歳)が「ロボット掃除機の世界」について語った。

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