『マツコの知らない世界』で「秋葉原ランチ」オタクのお腹を満たす絶品の8食

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。2月9日は、日々美味しいランチを求めて秋葉原をさまよう浅野さん(43歳)が、意外と知られていない「秋葉原ランチの世界」を案内した。

■秋葉原は日本一のカレー激戦区
東京・秋葉原といえば“オタクの聖地”として有名な街。漫画、アイドル、アニメ、ゲーム、メイドなど、さまざまなジャンルのマニアが全国各地から集まってくる。浅野さんは、そんな“アキバ”のランチに夢中。25年間で5500食を食べ歩き、自腹でランチ本まで出版したという。その本は、現在15巻に突入。浅野さんの独自取材は、今もなお続いているのだ。そんな彼が、それぞれのお店にキャッチコピーを付けながら、おすすめの「アキバランチ」を紹介。“カレー編”では、厳選4軒の絶品メニューがスタジオに登場した。

“カレーの街”の元祖と言われる東京・神保町には、約80軒のカレー屋さんが存在するが、秋葉原は約110軒。「一つの街に110店舗もカレー屋さんがあったら、インド人街だよね」と、マツコもびっくりするくらいの熱いカレーバトルが繰り広げられている。

・「カムイ」チキン野菜カレー(890円・税込)
“シャバっと薫る、コリッと野菜 試される北の大地のスープカレー”
秋葉原駅から徒歩7分のスープカレー専門店。サブカル色が強い店内には、イラストがいっぱい。スパイスも擬人化したキャラクターになっている。店員さんもメイドコスプレ(日・祝日のみ)という本気ぶり。野菜の鮮度にこだわっていて、冷凍ものは一切使っていないとか。試食したマツコは「ちょっとミネストローネみたいで、カレーというより野菜を食べている感じ」と。野菜好きにはたまらない一品だ。

・「ベンガル」チキンカレー(880円・税込)
“スパイスが導く異国、心の旅路(ランデヴー)”
秋葉原駅から徒歩6分、電気街からはすぐの場所にある、秋葉原で一番古いカレー店。味が日本のカレーに近いルウは20種類のスパイスをブレンドしたもの。店内の他に、テラスでも食べられる。

・「カレーノトリコ」あいがけカレー ドライ&インド風(1200円・税込)
“ふらふらと漂う香りに誘われて ツウなカレーのトリコに虜”
秋葉原駅から徒歩5分。大きな通りではなく、比較的目立たないところにあるが、浅野さんは匂いにつられて歩いていたら見つけたとか。スパイスの他に日本の調味料を混ぜているカレーは、食べれば食べるほどハマる味。トッピングの鶏肉も一度食べたらやみつきに。

・「牛舎」ハンバーグカレー(1230円・税込)
“アイ・ミート 滴る肉汁、じゅわじゅわり 華麗なバーグの謝肉祭”
秋葉原駅から徒歩10分。半日以上煮込んだカレーは牛すじ入り。自慢のハンバーグは、牛肉100%。粗挽きと細挽きを合わせて作っている。

■絶対に食べたいアキバランチ4品
・「モーゼスさんのケバブ」チキンケバブサンド(500円・税込)
“ビルの谷間に鎮座ましましたるケバブ店”
秋葉原駅徒歩7分。モーゼスさんのお店かと思いきや、店頭で肉を焼いている店員さんの名前はオスマンさん。何でも、モーゼスさんはいないらしい……。肉はもちろんのこと、ケバブを包んでいる皮も絶品。浅野さんいわく「秋葉原ではあまり見掛けないハトが、この店の前にだけ群がるんです。もしかしたらハトがモーゼスさんなのかも」と。それを聞いたマツコも「今のところ、その説が強い気がするわ」と、なぜか賛同。

・「赤津加(あかつか)」まぐろ山かけ定食(780円・税込)
“変わりゆくこの街で、変わらぬ寛ぎ、味わい、佇まい”
秋葉原駅から徒歩4分、にぎやかな通りの近くにあるお店。かつて、神田青果市場(1950~1989年)があった頃、多くの仲買人や卸業者が仕事帰りに立ち寄ったと言われている。大きめのマグロは築地直送のバチマグロ。

・「あたりや食堂」雷々麺(700円・税込)
“故郷の家族伝来・三代目 雷々麺で心を射止めん”
秋葉原駅から徒歩5分。もともと、宮崎県・都城の屋台だったお店が、念願叶い東京に出店。鶏ガラベースの餡はあっさりとした後味。麺は、ちゃんぽん麺を使っている。鹿児島串木野産のさつまあげも甘くて美味しい。ご飯バージョンの「雷々飯」(700円・税込)も人気メニュー。

・「匠」合盛り(970円・税込)
“蕎麦食・御前試合はこちらにて ざると向き合う真剣勝負”
秋葉原駅から徒歩7分。「そば殻なし・並そば」「そば殻あり・田舎そば」を食べ比べ。枕崎産のかつおぶしと小豆島の生醤油で作ったおつゆとの相性もバッチリ!


この日は他に、100種類の耳栓を使いこなす遠藤諭さん(59歳)が、奥深い「耳栓の世界」について語った。

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