元宝塚・蘭寿とむ、民放連ドラ初レギュラー!中谷美紀主演の婚活ドラマで独身貴族に

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宝塚歌劇団の元花組トップスターで、現在は女優、歌手として活躍する蘭寿とむが、中谷美紀主演の新ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(TBS系列、4月スタート、毎週金曜22:00)に出演することがわかった。蘭寿が民放連続ドラマにレギュラー出演するのは、今回が初となる。

本作では、水野敬也による恋愛マニュアル本「スパルタ婚活塾」を、オリジナルドラマとして脚色。晩婚化、非婚化が進む現代を舞台に、独身・容姿端麗・年収1500万の女医で、“上から目線”なアラフォーヒロイン・橘みやび(中谷)と、超ドSな毒舌恋愛スペシャリスト・十倉誠司(藤木直人)が繰り広げる、スタイリッシュでリアルなスパルタラブコメディとなっている。

蘭寿は、宝塚の歴史上、入学試験の倍率が過去最高の48.2倍となった1994年に82期生として入学し、入団から卒業までずっと首席を通したという逸材。花組や宙組で活躍した後、2011年4月から2014年5月まで花組の男役トップスターを務めた。2014年に退団した後は、女優や歌手として舞台、テレビドラマに出演するなど、活躍の幅を広げている。

そんな蘭寿が本作で演じるのは、中谷演じるみやびが月に一度開催する「グルメ女子会」で会う女友達の一人で、ファイナンシャルプランナーとして起業した42歳のキャリアウーマン・山本望海(やまもとのぞみ)。みやび同様、望海も美しい容姿とそれなりの経済力を持っている自立した女性。現在は年下の恋人がいるが、特に結婚を急いでいるわけではないという“花の独身貴族”の一人だ。

蘭寿は「とても面白い脚本で、出演できることを嬉しく思っております。中谷さんと本音トークをする役なので、何でも言い合える雰囲気が出せれば。演技では、“ひとつひとつを大切に”を心掛けています。作り上げていく過程は大変ですが、出来上がった時の喜びはとても大きいので、それを楽しんでもらえたら、最高にハッピーですね」と意気込みを語る。

また、中谷とは「とても美しく透明感があって素敵な方。休憩時間などもいろいろなお話をさせていただき、嬉しいです」と語るように、早くも打ち解けている様子。藤木にも「穏やかにお話をして下さるのですが、役に入るとそのスイッチの入り方が素晴らしくて感心するばかりです」と信頼を寄せる。

新井順子プロデューサーは「蘭寿さんは、宝塚を退団される前から絶大な人気を誇る方だと注目していました。みやびの“月イチ女子会”仲間の望海は、凛々しくカッコイイ女性にお願いしたいと思っていましたので、“このチャンスを逃さないぞ!”とダメもとでアタックさせていただきました。年下の彼氏がいるという設定ですが、蘭寿さんに演じていただくことで、格好良さの中にも可愛らしさが見え隠れする、魅力的なキャラクターになりました。宝塚時代の男役としての凛々しい姿とは違った、素敵なキャリアウーマン姿を楽しみにしていただければ」と語っている。

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