女優の川口春奈が、香取慎吾主演『家族ノカタチ』（TBS系列、毎週日曜21:00）に出演し、ウエディングドレス姿で初めてバージンロードを歩くことがわかった。

本作は、香取演じる、文具メーカーに勤める39歳独身の“こじらせ男子”永里大介（ながさとだいすけ）と、上野樹里演じる、32歳バツイチOLの“こじらせ女子”熊谷葉菜子（くまがいはなこ）が、それぞれの親とバトルを繰り広げる様子を通じて、親子、家族、結婚とは何かを問うホームドラマ。大介と葉菜子による“結婚できない者同士の独身バトル”も展開される。

川口が演じるのは、大介の同僚で、社内きってのイケメンである入江春人（千葉雄大）の妻・茜役。川口が登場する2月7日（日）放送の第4話では、婚活に誘ってくる佐々木（荒川良々）から逃れるため、入江が既婚の事実を告白。入江夫妻が、籍を入れただけで結婚式は挙げていないことを知った大介の父・陽三（西田敏行）は、張り切って式の計画を進める。

元々ドラマを見ていたという川口は「ドラマを見て涙していたので、出演させていただけるのはとても嬉しかったです」と感激。先日都内の教会にて行われた撮影では、ウエディングドレス姿で、自身初のバージンロードを歩いた。撮影を終えた川口は「嬉しかったし感慨深かったです。こういう雰囲気は素敵ですね。ドレスはオーソドックスなデザインで、華やかでした。ベアトップは勇気がいる形ですが、女性が綺麗に見えると思います。裾が長く、一人では歩けないくらいのボリュームでした」と振り返った。

また、今回の役どころについて「籍は入れているけど式は挙げていないという若い夫婦は、きっかけがないと（挙式に）踏み切れないかもしれない。今回は、周りの人が背中を押して、結婚式を挙げることになった結果、夫婦の関係性もより近くなるというお話で、私も茜の気持ちがわかります。女性は結婚式を挙げたいと思っている人も多いと思うので、男性からの（結婚式を挙げようという）言葉を待っている茜役を、皆さんに共感していただけるよう丁寧に演じました」と語った。

さらに、自身の結婚願望については「女性としては子どもが欲しいし、素敵な旦那さんと結婚して楽しく生活したい気持ちになることがあります」と思いを募らせる。夫役の千葉のことは「共演経験があるので仲は良いですが、可愛らしい中性的なタイプですよね。私は、もっと男らしいワイルドな人が好きです（笑）」と語り、自身の好みを明かした。

さらに、主演の香取に対しては「真摯で真剣な佇まいに感動しました。テレビではおちゃめな印象でしたが、主役として現場を誰よりも気にしながら周りに気を遣っておられて。香取さんと腕を組んで歩くシーンもあり、とても緊張しましたが、“あったかい”と感じていただける場面になったと思います」と語っていた。