武田久美子「ものすごく嫌な思いをした」貝殻ビキニ誕生前の秘話

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女優の武田久美子が、1月31日に放送されたバラエティ番組『旅ずきんちゃん』(CBC・TBS系列、毎週日曜11:30~)に出演し、“貝殻ビキニ”でブレイクする前の秘話を明かした。

大久保佳代子友近がMCを務める同番組は、女子タレント3名がさまざまな企画に基づいた旅をする、女子会ロケバラエティ。今回は、大久保が武田久美子、菊地亜美祥子を引き連れて東京・中目黒を飲み歩いた。

1989年、ホタテの貝殻ビキニ姿を収めた写真集を出版した武田は、席に着くなり、ノリノリでホタテを注文。その勢いに任せ、大久保がどのような経緯であの貝殻ビキニ姿を撮影することになったのか尋ねると、武田は、撮影の前日に関係者らと食事をしている時、当時の事務所の社長から冗談まじりに「これは(どう)?」と提案されたことを明かした。続けて「ちょうど貝殻が水着と同じような面積だったの。それで“これ良いんじゃないか”となって」と当時を懐かしむと、グラビア経験のある菊地は、武田自身の心境を質問。それを受け、武田は「何とも思わなかったです。30年後まで言われるとは思わなかったのよ」と笑いながら語った。

また武田は、自身の半生を振り返り「二度と戻りたくない年齢は16歳、17歳の時」と告白。「花の82年組」という言葉が生まれるほど多くの人気芸能人がデビューした1982年に14歳でデビューした武田だが、「これから青春が始まるという時に、アイドルとして人気がなくなり、ものすごく嫌な思いをしたの。しょっちゅう営業に行って、人が少ない場所で歌って。あれは本当に嫌だった。落ちこぼれアイドルほど可哀相なものはない」としみじみ語った。その後、グラビアに転向した理由については「たまたまウケたから」とコメント。「芸能界にいる限り、ウケることをやらないと」と信念を語ると、菊地や祥子は興味深そうに頷いた。

また、アサヒ芸能主催の「モッコリ・オブ・ザ・イヤー2015」にノミネートされた実績を持つ祥子は、女優の卵時代、チュートリアルの徳井義実からネットナンパされたことを暴露。当時、大好きなパクチー料理の写真をFacebookに投稿して楽しんでいたという祥子は、ある日、面識のない徳井から「パクチーのおいしい店があるので、一緒に行きませんか?」というメッセージをもらったと告白。これに驚く菊地を横目に、大久保は「徳井さんは祥子ちゃんを“パクッチ”したかったんだね」とオチをつけ、場を盛り上げていた。

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