世界初「ミシュラン一つ星」ラーメン店、念願の海外進出に踏み出す姿を追う

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1月24日(日)23時10分放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)では、「ミシュランガイド東京2016」で一つ星評価を獲得した、東京・巣鴨のラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」の店主・大西祐貴(36歳)に密着する。

カウンターわずか9席、こぢんまりとした店構えの「蔦」。「ミシュランガイド東京2016」でラーメン店が評価されるのは、116年に及ぶミシュランの歴史上、史上初のことだ。

大西が作り出すラーメンは、地鶏をベースに昆布、干し椎茸、アサリといった独自の旨味を凝縮したスープに、特注の醤油タレとこだわりの自家製麺、さらにトリュフオイルを添えた珠玉の一品。値段は一杯850円から。原価率を無視し、無添加にこだわった食材とヘルシーさを兼ね備えた味で食通を唸らせている。

また、1日のスープ量には限りがあり、早朝6時には150人限定の整理券を求めてラーメンファンが殺到する。一方、その混雑によって常連客が遠のいたほか、連日の大行列に近所からのクレームが激化した。大西は、行列整理の専門スタッフを置くなどして対応するが、これも人気店ならではの悩みと言えよう。

そんな中、このラーメン世界から注目が集まり、シンガポール、マカオなどから出店オファーが届いた。日本のラーメンを世界に通用するレベルに進化させることが夢だった大西にとっては、千載一遇のチャンスだ。店名「Japanese Soba Noodles 蔦」に込めた、世界で勝負したいという思い……新たな一歩に踏み出す大西を、カメラが追う。

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