香取慎吾主演の連続ドラマ『家族ノカタチ』（TBS系列、毎週日曜21:00）。1月24日（日）に放送される第2話より、俳優の田中圭が出演することがわかった。

本作は、香取演じる、文具メーカーに勤める39歳独身の“こじらせ男子”永里大介（ながさとだいすけ）と、上野樹里演じる、32歳バツイチOLの“こじらせ女子”熊谷葉菜子（くまがいはなこ）が、それぞれの親とバトルを繰り広げる様子を通じて、親子、家族、結婚とは何かを問うホームドラマ。大介と葉菜子による“結婚できない者同士の独身バトル”も展開される。

田中が演じるのは、葉菜子の元夫・高瀬和弥役。大介と違い子ども好きで、家族を大事にし、仕事もでき容姿も爽やかという役どころだ。葉菜子の母・律子（風吹ジュン）もふたりの復縁を望んでいるが、なぜか葉菜子は離婚の理由も周囲に話そうとしない。葉菜子との離婚後に海外赴任となり、久しぶりに日本に戻ってきた和弥は、未だ独身で、葉菜子との離婚を後悔。逃げる葉菜子の元に何度も訪れ、さらに律子を通して近づこうとする。

既にクランクインしている田中は「自分なりに“こうしよう”と考えている演技と、脚本との差を楽しんでいます」と撮影の手応えをコメント。和弥については「自分でもまだ分からない部分があるのですが、そこがやりがいに変わりそうです。葉菜子に避けられている役なので、“何をしたんだろう”と思っています（笑）。ストーカーなのか、何なのか、これからいろいろな顔が出てきそうなので、キャストの皆さんと楽しく作れていければ。物語の展開が楽しみですね」と語る。

また、約10年ぶりの共演となる上野については「1シーンを共に撮っただけでも、芯の強さを感じました。僕も負けないようにきちんとコンタクトをとっていけば、楽しい現場になると思います」と目を輝かせる。

さらに、同世代の“結婚しない男”については「難しいですよね。結婚の良さもわかるし、1人きりの良さも分かるし。すべては“気分”と“タイミング”で良いと思います。ですが、自分の家族ができるというのは、すごいことです！」と、自身に重ねながら答える。

第2話の終盤では、和弥が怪しく微笑みながら葉菜子に接近。しかし葉菜子は、和弥の顔を見るなり逃げ出してしまう。その後も、和弥は葉菜子を付け回す素振りを見せ、第3話ではついに葉菜子の会社へも訪ねてきて……。2人はなぜ離婚したのか。そして、葉菜子と和弥が復縁することはあるのか。田中は「新年1作目の連ドラなので、明るく楽しいドラマになるようキャストの一員として頑張ります！　まだまだ先が見えない作品ですが、葉菜子への愛は本物であると信じ、精一杯生きたいと思います。2人の間に何があったのかにも注目してください」とメッセージを寄せている。