たけし、さんまとの口論を明かす「何が世界のキタノだ」

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12月31日(木)18時より5時間にわたって放送される『史上最大の限界バトル KYOKUGEN2015』(TBS系列)の収録が、20日同局で行われ、総合MCのビートたけし、MCの爆笑問題(太田光・田中裕二)が出席した。

同番組は、トップアスリートたちが“KYOKUGEN”対決で限界に挑戦する、毎年恒例の年末特番。スタジオには、中山雅史、大久保嘉人、田中将大、山田章仁、篠原信一、古閑美保、浅田舞が出演。魔裟斗×山本“KID”徳郁の11年ぶりとなるビッグマッチの独占生中継、井岡一翔×ファン・カルロス・レベコのWBA世界フライ級タイトルマッチ、高山勝成×ホセ・アルグメドのIBF世界ミニマム級タイトルマッチ、リオネル・メッシ(バルセロナ)×宇佐美貴史(ガンバ大阪)のサッカー対決、石川遼×宮里美香のゴルフ対決、ラグビー日本代表・五郎丸歩×サッカー元日本代表・遠藤保仁のキック対決が行われる。

収録を終えたばかりの田中は「例年にも増して皆さん絶好調で、笑いの絶えない収録でした。各対決では奇跡がたくさん見れます」とアピール。太田は「魔裟斗とKIDが対決しますが、俺はどちらか勝った方と対戦します」と冗談を交えて語った。

番組タイトルにちなみ“KYOKUGEN”に挑戦したいことを聞かれると、現在68歳のたけしは「もう少しで70歳になるので、エージシュート(18ホール、パー72であるゴルフの1ラウンドを年齢以下の打数でホールアウトすること)をしてみたい。70歳で69くらいが良いね」と願望を告白。太田が「それはすごい。大橋巨泉さんは成し遂げましたよね」と答えると、たけしは「巨泉さんはいつも自分で言っているだけ。目撃者いないから」と語り、報道陣を笑わせた。

また、質問の回答に悩む田中に対し、太田は「もう1個玉を取るとか?」と提案。田中が「そんなことをしたら性別が変わってしまう。今のKABA.ちゃんと同じ状態になる」と大慌ての表情を見せると、悪乗りした太田が「竿竹~」と歌い出した。たけしも「そこに洗濯物干せば?」と乗っかると、田中は「そういう竿ではない!」とタジタジになっていた。

最後に、現役引退を表明した女子サッカーの澤穂希選手について、田中は「番組に出ていただいたこともあるので、ショックでした」と肩を落とした。一方、たけしは「決断力があって良い。ワールドカップ優勝、国民栄誉賞、やれることを全部やってしまった人だから。何だか俺が“早く引退しろ”と言われているような気がする(笑)」と、心境を明かした。そう感じたきっかけにとして、たけしは明石家さんまと言い合いになったエピソードを告白。「お前たちがいるから若手が伸びないんだ」と言われているという、さんまとたけしは「どうしよう」と語り合ううちに言い合いに発展。ヒートアップしたさんまは、たけしに「あんたなんか昔は泥芸人だったくせに、何が世界のキタノだ」と、そこに同席して二人を「まあまあ」となだめていたヤンキース・田中選手にも「何だ、この玉投げ野郎!」と言ったという。たけしは「いくらなんでもメジャーリーガーに玉投げ野郎はないだろ。歴史に残る選手なのに」と面白おかしく語り、会場を盛り上げていた。

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