マツコの知らない、絶品「カレーうどん」都内&ご当地の名店まとめ

公開: 更新:

日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。12月15日に放送された2時間スペシャルで、以前「レトルトカレー」編で登場したカレー専門家の井上岳久(47歳)さんが、現在グルメ界で話題を呼んでいる「カレーうどんの世界」を分かりやすくレクチャー。都内&ご当地の名店を紹介した。

365日カレーを食べている井上さんは、1986年頃からカレーの食べ歩きを開始。その後、1996年に「横濱カレーミュージアム」を、2008年には「カレー総合研究所」を設立。これまでに、1000種類以上に及ぶカレーの開発に携わってきた。昨年には「カレー大學」まで作り、カレー文化の普及に尽力している。


■カレーうどんの名店
カレーうどんが誕生したのは1910年代。お蕎麦屋さんのアイデアからだという。続いて、1990年代には「クリーミー系」が多くの女性たちから支持され、ブームを巻き起こした。それぞれの代表格として都内の2店が紹介された。。

・東京・日本橋「日本ばし やぶ久」カレー南ばん(900円・税抜)
辛さは、普通・辛口・大辛口・激辛の4種類から選べる。お蕎麦屋さんのカレーらしいとろみが絶妙。食べやすいように、うどんが短く切られている。

・東京・巣鴨「古奈屋」カレーうどん(1080円・税込)
元スパイダースのマネジャーが、1983年に創業。クリーミー系で女性ファンが多く、バナナ天(280円・税込)、揚げもち(160円・税込)、天使のえび天(430円・税込)などのトッピングが楽しめる。

■ご当地カレーうどん
「最近では、ご当地カレーうどんが熱い!」と語る井上さんの言葉通り、全国各地にはそれぞれの特色を生かしたアイデアメニューが。そこで、スタジオに有名店が集結。マツコは即席の「ご当地カレーうどん横丁」で、各店自慢の一品を試食した。

・香川「五右衛門」黒カレーうどん(900円・税込)
デミグラスソースをベースにした欧風カレーと和風ダシをブレンド。ぶっかけうどんの生醤油のような感じで讃岐うどんにルーがかかっている。「ビーフシチューの後に、うどんを入れて食べているみたい」と、マツコも初めての味に興奮! チーズを入れると、より洋風の味を堪能できる。

・秋田「佐藤養助」タイカレー二味セット/グリーン・レッド(1600円・税込)
比内地鶏ベースのグリーンカレー、魚介ベースのレッドカレーという2種類のつけ汁が楽しめる稲庭うどん。都内3店舗(銀座・日比谷・赤坂)でも注文可能。

・群馬・伊香保温泉「游喜庵」キーマカレーうどん 並(920円・税込)
銀座「デリー」と共同開発したインドカレーと水沢うどんのコラボ。マツコは「味はカレーだけど、ジャージャー麺を食べているような感覚ね」と。2人前よりお取り寄せも可能。

・愛知県・名古屋「鯱市」カレー煮込うどん(770円・税込)
味噌煮込みうどんでおなじみの「山本屋本店」が、2013年にオープンしたカレー煮込うどん専門店。味噌煮込みうどんと同じ特製うどんを使っている。うどんを食べ終わった後、残ったルーにごはん(ランチ無料)と生玉子(50円)を入れてカレーおじやにしたり、玉子の代わりにチーズ(210円)を入れてカレーリゾットを楽しむこともできる。特にリゾットは女性に大人気。

・大阪「つるとんたん」カレーのおうどん(980円・税込)
うどんは、1~3玉まで選択可能。うどんダシで牛肉と玉ねぎを1時間煮込んだルーの味はマイルド。

・東京・恵比寿「初代」初代のカレーうどん(1100円・税抜)
カレーうどんを作った後に驚くような演出が。生クリームをデコレーションするように、丼の上に白い泡状のものをぎっしりトッピング。この泡の正体はじゃがいものムースで、試食したマツコは「ビシソワーズみたいな味がする」とびっくり。このアイデアは、店主がカプチーノを見てひらめいたとか。


今回は他に、365日アイスのことしか考えていないコンビニアイス研究家・アイスマン福留さんが「冬アイスの世界」を、これまでにネコの写真を50万枚以上撮っているというネコカメラマン・石原さくらさんが「癒しネコの世界」を紹介した。

PICK UP