12月30日（火）18時30分より東京・新国立劇場より生放送される『第57回輝く！日本レコード大賞』（TBS系列）の記者会見が15日に同局で行われ、総合司会の仲間由紀恵と安住紳一郎アナウンサーをはじめ、AKB48、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEら各賞を受賞したアーティストが出席した。
シングル「僕たちは戦わない」で、優秀作品賞を受賞したAKB48からは、渡辺麻友、宮脇咲良、向井地美音が出席。渡辺は「ダンスがこれまでで一番難しい曲。放送当日までコツコツと練習を積み重ね、AKB48史上最高のパフォーマンスをお見せできたら」と意気込みをコメント。2016年3月にグループ卒業を控えた高橋みなみに対しては「結成当初から10年間、グループを引っ張り、メンバーのことを1番に考えて活動してくださった偉大な先輩。今年は、たかみなさんにとって最後のレコ大なので、私たちメンバーのために尽くして下さったたかみなさんに大賞をあげたい」と熱弁した。そんな渡辺を、安住アナが「立派になられて……。先輩が次々と卒業していって、（渡辺さんが）お喋りする係になったんだね」とねぎらうと、渡辺は「そういう立場になってきたので、しっかり話していきたいです」と背筋を伸ばした。
昨年の「レコ大」ではシングル「R.Y.U.S.E.I.」で大賞を受賞、今年は「Unfair World」で優秀作品賞に輝いた三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE。今市隆二は「昨年大賞を受賞してから、グループが様変わりしました。昨年頂いた“大賞を受賞して安心するのではなく、もっと音楽に真摯に向き合って頂けたら”という言葉が、メンバーの心に刺さった。なので、今年は初のドームツアーをしたり、楽曲の上でもさまざまな挑戦をしたりしました」と1年を振り返った。さらに、当日に向けて「レコ大に恩返しをする気持ちで、全力でパフォーマンスしたい」と力強く語った。
さらに、アルバム「Your TUBE + My TUBE」が優秀アルバム賞に輝いたTUBEの前田は、デビュー30年にして初の受賞。「これまで賞を頂いたことがなく、レコ大は見るものだと思っていた。30年間応援してくださったファンの皆さんと共に受賞したんだと思っています。神様のギフトです」と大喜び。これまでに賞レースとは無縁だった理由については「僕たちは、年末は歌う曲がない。衣装がアロハシャツではまずいかもしれないし（笑）。今回受賞したアルバムにも夏の曲しか入っていないので、当日歌う曲も夏の曲です（笑）」と冗談めかして語った。そんな中、「あったかいんだからぁ♪」で特別賞を受賞したクマムシの長谷川俊輔は、「前田さんは夏を“熱く”させる存在。僕らを、冬を暖かくさせる“冬版TUBE”とさせてください。“あったかい”同士でコラボできれば」とアプローチ。前田が「いいよ」と快諾すると、会場は大いに盛り上がっていた。
このほか記者会見には、西内まりや、lol、こぶしファクトリー、花岡なつみ、安田レイが出席した。
