『吉田類の酒場放浪記』早稲田の小料理店「はなのあと」で美人女医に出会う

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酒場詩人・吉田類が、酒場という聖地へ酒を求め、肴を求めさまよう番組『吉田類の酒場放浪記』(BS-TBS、毎週月曜21:00)。10月26日の放送回では、東京・早稲田にある小料理店「はなのあと」を訪れた。

店名に“春夏秋冬”の頭文字を一文字ずつ取り入れたユニークな店名が特徴。早稲田通りの八幡坂を上った場所にある。脱サラして17年、店主が妻と営んでいる小料理店だ。定番料理はもちろん、こだわった季節の食材を使った一品料理も楽しめるが、注文に迷ったら日替わりの小鉢とアルコール2杯が付いた「ほろ酔いセット」が断然おすすめ。地酒は升に注がれて提供される。

吉田は早速セットを注文。この日のメニューは、刺身や白子、野菜料理の小鉢などが並ぶ。ビール、焼酎などから何でも2杯頼むことができるが、もちろん吉田は日本酒。チョイスは店主おまかせで、まずは島根の「月山 ひやおろし 純米」。鮭の白子、オクラのあっさり漬け、インドマグロの赤身などを肴に嗜む。

そんな中、店主が山形に住んでいる知人から届いた天然のアケビを出してくれた。果肉を食した吉田は「甘くてトロトロ。種を出すのが面倒くさいので、ちょっと苦いですけど、食べます。懐かしいですね」と都会では滅多に食べられない山の幸に舌鼓。さらに、東北地方の郷土料理だという、アケビの皮とイチジクの炒め物も登場。そのほろ苦い味わいは日本酒によく合う。吉田は「参りました。おそれいりました」と絶賛していた。

2杯目の日本酒は、高知の「酔鯨 特別純米」。ここで吉田が他の客と乾杯をして回り、美人女医に出会い「僕、病気なんです。すぐなりたいよね、こういう美人の女医さんがいたら」と調子よくトーク。他にも、きのこの天ぷら盛り合わせや、お手製のぬか漬けを堪能。「とんでもない満足をいただけた」と、大満足で店を後にした。

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