『マツコの知らない世界』ホットサンドの意外な具&人気店の極上メニューまとめ

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。20日は、現在、女性たちを中心に密かなブームとなっていて、全国各地で専門店が続々登場している「ホットサンド」に魅せられた“達人”大林千茱萸(ちぐみ)さんが、家庭でも簡単に作れる調理法や、店舗で食べられるオススメの一品を紹介した。

世界中の愛好家が集まった「ホットサンド倶楽部」の部長を務める大林さんは、これまで1万種類以上の食べ物をパンに挟んできたという強者だ。そんな彼女が、家庭で残ってしまったおかずや食材を新しいパン料理として蘇らせる驚きのレシピを披露。果たして、最近「真ん中に具を入れて焼いたトーストにハマっているのよ」と語るマツコの舌と胃袋を満足させるメニューとは!?

■残り物を復活させる奇跡のメニュー
大林さんのオススメ食材は「肉じゃが」。どこから食べてもきちんと味がするように、食パンの四隅までしっかりと敷き詰めることがポイント。お好みでかつお節をかけると風味が出て良い。トッピングの青のりを、もう一枚のパンにふりかけたら3枚をしっかりと合わせて、ギュッと力強く押す。あとは、具が挟まった食パンをホットサンドメーカーで焼くだけ。火力は中火で、好みの焼き色になったら出来上がり。今回は「ガッツリ焼いてほしい」というマツコのリクエストに応えたこんがりバージョン。焼き上がったホットサンドは包丁の先で点線を入れて、そこに刃を合わせたら一刀両断! ためらわずに切るのがコツだとか。“肉じゃがサンド”の切り口を見たマツコは「想像以上にアグレッシブな見た目ね(笑)」と、やや不安そうだったが、一口食べると「これ、美味しい! ウマいですよ。肉じゃがは合うわね」と絶賛。

その他にも、麻婆豆腐をはじめ、たこ焼きや天つゆを加えた天ぷら、切干大根、ひじきなどを一つにまとめた和惣菜4種盛りも、焼いた食パンとの相性はバッチリ。しかし、肉じゃがに続きスタジオで調理したおでんバージョンを食べたマツコは「マズくはないけど……絶対家では作らない(笑)」と微妙な感想。おでんの汁をパンに含ませたことで焼き上がった時にしっとりとした食感が味わえる和食感満載のアイデアメニュー。興味がある方は、ぜひ一度試してみてはいかが?

■「ホットサンド倶楽部」推薦の極上サンド
・東京都品川区中延 ホットサンド専門店「メイプル」チキチキトマト 580 円(税込)
15年前にオープンした日本初の専門店。電熱式のホットサンドメーカーを使って焼いている。特注の7枚切り食パンは標準より薄め。サービスで付いている食パンの耳と、店長が気まぐれで出してくれる(?)自家製のジャムも人気。

・東京都世田谷区玉川「パパスカフェ玉川髙島屋店」ハニーマスタードチキンのホットプレスサンド 1,404円(税込)
塩胡椒とオリーブオイルで味を付け、丸一日寝かせた後にハニーマスタードで和えた鶏胸肉は、とってもジューシー。二子玉アレルギーのマツコも「悔しいけど、美味しいよこれ。パンに愛情を感じるのよ。今年食ったモノの中で一番ウマかったかも。二子玉の人たちは、こういうものを毎日食べてるんでしょう? 皆が二子玉、二子玉と言う気持ちは分からないでもないわね(笑)」とコメント。

・東京都墨田区東駒形「割烹船生」だし巻き卵サンド ※コース料理限定
アクセントの胡椒が“いい仕事”をしている逸品。マツコは「一瞬、だし巻きを食べてるのかと思ったわ。日本酒もいいけど、お味噌汁も合うわね」と、気に入った様子。

■父親はあの大林宣彦
10歳の時に、友達の家で食べたハムチーズのホットサンドに感激したという大林さん。「サンドイッチが温かいってだけで、何でこんなに幸せなんだろう」と思った彼女は、それから30年以上経って、たまたま焼きそばを挟んだホットサンドを作ったことから、本格的にハマっていったとか。そして、48歳で世界初となるホットサンドのレシピ本「こんがり!ホットサンド レシピ 100 はさんで焼くだけ、おいしくたのしい」(シンコーミュージック)を刊行。プライベートでも家族でホットサンドの中身を当てるクイズを楽しんでいる。ちなみに、大林さんの父は映画『転校生』『時をかける少女』『異人たちとの夏』などを手掛けた大林宣彦監督。娘と一緒にホットサンドを食べている監督の姿を想像すると何とも微笑ましい。そんな大林家ならではの面白クイズに挑戦したマツコは、食べる度に味が変わっていく不思議な具材にびっくりしていた。

今回は他に、ベテランのモケジョ(模型+女子)である“プロモデラー”の荻野ゆかさんが紹介する「プラモデルの世界」にスポットを当てた。

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