10月4日（日）23時放送の『情熱大陸』（MBS／TBS系ネット）では、今最も注目されている昆虫学者・丸山宗利（41歳）に密着する。
丸山が2014年に上梓した著書「昆虫はすごい」は、虫のユニークな生態行動が、人間の行動と対比して紹介されており、発行部数累計13万部を超えるベストセラーとなった。同書には、狩猟採集、農業、牧畜、建築、恋のかけひき、戦争、奴隷制といったあらゆることを人間よりも昆虫が先取りしていたという、常識を覆す小さな生物たちの凄みが綴られている。
そんな丸山の専門は、アリの巣に同居するアリ以外の昆虫の解明をすること。アリと共生するための生存戦略を持った賢い虫たちを、世界各地で精力的に調査してきた丸山は「彼らは誰からも注目されない小さな生物だが、実はあなどれない」と語る。
番組では、複雑な生態の昆虫たちが繰り広げる、果てしない世界の魅力にとりつかれた丸山に密着。今年8月に、他の虫たちから恐れられる軍隊アリの一種・ヒメサスライアリの巣に住む昆虫“ハネカクシ”の調査のため、タイの自然公園へ向かった丸山の、果てしない探求への一歩を追う。
