笑福亭鶴瓶、屈託のない笑顔に隠された本音

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2011年のスタートから、10月3日でついに放送200回目を迎える『サワコの朝』(MBS/TBSネット、毎週土曜7:30)。この日は、ゲストに落語家の笑福亭鶴瓶が登場し、MCの阿川佐和子とトークを繰り広げる。

5人兄弟の末っ子として生まれた鶴瓶は、「兄弟の中で一番面白くない」と言われるほどユニークな家族に囲まれて育った。高校生の時に落語研究会を作り、二十歳の時に六代目笑福亭松鶴に弟子入りすると、瞬く間にテレビやラジオの場で大ブレイク。1982年にMBSにてスタートした「突然ガバチョ!」は大きな人気を博し、鶴瓶の代表作ともいえる伝説のバラエティ番組となった。

その後、本格的に東京へ進出した鶴瓶は「笑っていいとも!」(フジテレビ系列)のレギュラーを務め、2014年に番組終了するまで28年もの間出演し続けるなど、数多くのバラエティ番組で存在感をアピール。2009年には、映画「ディア・ドクター」に出演し、日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞、俳優としての名声も手に入れた。60歳を過ぎた現在も、「A-Studio」(TBS系列)、「ヤングタウン日曜日」(MBSラジオ)、「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK)などの人気番組を抱えながら、さらなる“笑い”を生み出している。

番組では、初対面の相手でも、その懐にふっと入り、人々を笑わせる“場”を作り出す鶴瓶に対し、阿川が「“お笑い”をやる上で大事にしていること」を質問。鶴瓶は、屈託のない笑顔に隠された本音を明かす。

また「記憶の中で今もきらめく1曲」には、美空ひばり、雪村いづみと共に1950年代に“三人娘”として人気を博した江利チエミの「カモンナ・マイ・ハウス」を挙げる。「三人娘の中では江利が一番好きだった」という鶴瓶が、同曲にまつわる思い出を語る。

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