谷原章介、原田知世の「変わらない透明感とピュアさ」を絶賛

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10月3日(土)14時より放送されるスペシャルドラマ『三つの月』(CBC・TBS系列)の制作発表が、29日に都内で行われ、主演の原田知世をはじめ、谷原章介、脚本を手がけた北川悦吏子が出席した。

今作は、2013年の「月に祈るピエロ」(主演:常盤貴子)、2014年の「月に行く舟」(主演:和久井映見)に続く、北川の故郷・岐阜を舞台にした「月」シリーズ三部作の完結編。白川郷を舞台に、平凡な日常に疲れた女性が、偶然知り合った東京の男と秘密の恋に落ちる姿を通し、「女にとって恋とは何なのか」を問いかける恋愛ドラマとなっている。

シリーズ初となる不倫の恋を今作で描いたという北川は「シリーズ1作目から良い評判を頂けたので、もの作りのハードルを上げていった。視聴率などとは無縁に、自分の良いと思う世界を、自分が今持つ力の一番高いところを目指して飛んでみた作品。見て、わかっていただけると嬉しい」と力を込めてアピールした。

また、シリーズ3作すべてに出演しており、今作では長い休息を取るため、東京から白川郷にやってきた作曲家・秋風蒼太役を演じた谷原は「毎年夏に岐阜に行って撮影するというのは、本当に幸せな時間だった。家族旅行でハワイに行った時、1作目の『月に祈るピエロ』が放送されているのをたまたま見た。すべての撮影が終わってからそれを見て、不思議な感じになった」と作品への思いをコメント。また、共演した原田に対しては「いつまでも変わらず、透明感とピュアさを持ち続けている方。中秋の名月のように、そのまま生きていてほしい」と絶賛した。

また、主人公で、白川郷に住む主婦・小坂繭を演じた原田は、谷原について「佇まいや声、お話しする時の雰囲気が美しいので、秋風役は谷原さんがピッタリだと思った。浮き世離れした役だが、谷原さんが演じると現実にいる人として自然に受け入れることができる」とコメント。それを聞いた北川も「谷原さんの誠実な雰囲気と品の良さで、女性が夢を見ることができたと思う」とうっとりした様子で語っていた。

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