『情熱大陸』200kg超カジキマグロも!海の狩人「突きん棒漁」の凄腕兄弟に密着

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9月27日(日)23時放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)では、カジキマグロの突きん棒(つきんぼ)漁師、中居林昌爾・洋爾兄弟のひと夏に密着する。

前史太古から世界で続くといわれる“突きん棒漁”は、漁師自身の目と腕のみを頼りに、6mもの長銛を使い、伸びた船の舳先から、200kg超の巨大なカジキマグロを豪快に仕留める伝統漁法。日本で最も多くのカジキが水揚げされる気仙沼漁港において、突きん棒漁で日本一の腕前を誇るのが、三陸で“名物兄弟”といわれる中居林昌爾・洋爾なのだ。

船上では、ふたりはほとんど言葉を交わさず、兄・昌爾が銛の突き手、弟・洋爾が船の舵取りと役割を分担し、“あ・うん”の呼吸で究極のコンビネーション技を繰り広げる。鋭い眼光を大海原に向け獲物を探すふたりは、まさに現代の海の狩人そのもの。獲物を見つけたらエンジン全開、瞬く間に水面を走るカジキマグロを突く姿は、まさに名人芸だ。獲物の中には、200kgを超える大物も含まれるという。獲れるまで陸へ帰らないのがふたりの漁だ。

そんな彼らが生まれ育った三陸地方は、4年半前の東日本大震災で津波の大きな被害を受けた。番組では、海に生きるふたりのひと夏と共に、震災をどのように体験し、どのように捉え、そして今をどのように生きているのかに迫る。

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