『マツコの知らない世界』双子の美人シンクロ選手が激白「女のドロドロ」「1日7000kcalの食事」

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。22日は、元シンクロ日本代表で、今年の世界水泳マスターズ金メダリストの木村真野・紗野さんが登場。「シンクロナイズドスイミングの世界」を紹介した。

2015年の世界水泳ロシア・カザンで8年ぶりに団体で銅メダルを獲得した日本代表。メダル圏外だった中国をアジアNo.1に育て上げた井村雅代コーチが日本代表のコーチに復帰し、今後のさらなる活躍が期待されている。そこで今回は、双子の美人シンクロ選手として知られる“マヤサヤ姉妹”が知られざるシンクロの世界を解説した。

■日本の前に立ちはだかる世界の2強
・常勝シンクロ帝国のロシア
2000年シドニー五輪からロシアが全種目で4大会連続優勝。世界一の高さを誇るリフトでのジャンプ、テンポの速いスキのない演技、全くズレない足技の同調性、疲れのたまるラストに激しい大技は、他国の追随を許さない圧倒的な完成度。
・アジアNo.1の中国
2008年北京五輪で銅メダル、2012年ロンドン五輪で銀メダルを獲得。体の柔らかさを活かしたリフト、足技は圧巻。選手同士の泳ぐ距離感も近く、他国は絶対マネできないオリジナル技を繰り出す。中国雑技団出身の指導者もいるそうだ。

■シンクロの勝敗は指導者で決まる
・タチアナ・ポクロフスカヤ(65歳)
ロシアのコーチ。試合の時に絶対に蛍光のTシャツを着ている。本人はシンクロ未経験で、新体操経験者。演技に新体操やバレエの要素を取り入れ、現在のロシアを育て上げた。
・井村雅代(65歳)
中国躍進の立役者。現在は、日本のコーチに復帰。シンクロ以外のプライベートにも厳しい。合宿の時にもスーツケースを禁止し、大きなリュックを背負わせて鍛える。「(キャリーケースなどの)コロコロ禁止やでー!」という怒号はお約束。真野さんも「隙がないくらいに怖い。笑顔までも怖いです」と震える。

■身も心も限界寸前!選手たちの裏側
シンクロ選手たちは1日10時間以上練習をしており、水中にいる間は足をつかずにずっと動き続けている。そのため、必要なカロリーも膨大。1日に摂取するカロリーは、成人女性1600キロカロリーに対して、シンクロ選手は5~7000キロカロリー。やはりそれだけの食事をとることは大変らしく、姉妹は「(満腹感を感じる前に)最初の20分間でどれだけ詰め込むか」がポイントだと語った。三食すべてご飯3杯、おかずはトンカツ、唐揚げ、スパゲッティ。さらに間食もする。ちなみに、真野さんは過去にドーナツを38個食べたことがあり、妹の紗野さんが「次の日(姉が)胸焼けして泳げなかった(笑)」と暴露した。

また、シンクロは女だけの特殊な世界。姉妹は「華やかに見えて、水面下ではドロドロの世界」だと明かした。競技として水中では水中でのノーズクリップ狩り、足蹴りなど、ライバル同士の削り合いもある。真野さんは「偶然を装って狩る人も。証拠もないので、そのまま黙っています。そういう中で勝ってきた選手があの(代表の)9人」と笑顔で語り、マツコは「見方変わるわ!」と驚いていた。

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