『マツコの知らない世界』幻想的な世界一のアクアリウムが衝撃!飼育用オススメ魚も紹介

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜21:00)。9月15日放送回の前半パートは、人生をアクアリウムに捧げた男・志藤範行さんが「アクアリウムの世界」を解説した。

アクアリウムとは、水草や魚など水生生物の飼育施設のこと。水族館から、小型設備の水槽までを差す。今回は、この道25年で1000本以上の水槽を生み出してきた志藤さんが、箱庭的な世界観にも通じる芸術的なアクアリウム作品と、趣味としてのアクアリウムにオススメの魚を紹介。「私、魚は詳しくないんですけど、実は最近、水草を……」と明かしたマツコは、実は以前からこの分野に興味津々。番組中に「魚、やってみようかな」とコメントするなど、さらにハマッた様子だった。

■アクアリウムの祭典「世界水草レイアウトコンテスト」
2001年から開催され、今年の大会は69ヶ所の国と地域、2545作品と過去最多。志藤さんが「年々ハイレベルになってきています」と、マツコも「えげつないことになってますよね」と言うほど、その作品群は衝撃のクオリティだ。まずは、2014年「森林 生命のサイクル」チェン・ソンピン(台湾)、2014年グランプリ作品「行くてに」グレゴラー・ヴォランスキ(フランス)、2012年グランプリ作品「アマゾン」ジャン・ジェンフォング(中国)などを紹介。まるで本当の森を見ているかのようなリアリティ、遠近法の効果で泳ぐ魚が時に鳥のように見える幻想的な世界に、以前からチェックしていたというマツコも改めて大興奮。

そして2015年大会は、第1回から第3回は日本人が優勝して以来、12年ぶりに日本人がグランプリを受賞。その、深田崇敬による「憧憬」という作品がVTRで紹介された。志藤さんは「水中のアマゾンを表現。(水草が光合成した)酸素のシャワーが下から立ち上がり、あえて地味な魚をチョイス。この流木。この曲線。ツタが下にたれているのが、いやらしい」と絶賛。志藤さんによると「いやらしい」はホメ言葉で、他にも、リアリティがありすぎて「気持ち悪い」と言うと、マニアは喜ぶらしい。

■志藤さんが紹介した3タイプのアクアリウム&オススメの魚
【ネイチャーアクアリウム】中央に水草を据えた水槽
・メキシコ産 ミッキーマウスプラティ(150~300円)
尾ヒレにミッキーマウスの柄があり人気。飼育も簡単で、サイズも大きくならない。
・パプアニューギニア産 ネオンドワーフ・レインボー(200~300円)
体色が美しく飼育もしやすい。

【シンプルなアクアリウム】魚の存在感を演出した水槽
・南米産 リーフフィッシュ(1500~3500円)
枯れ葉のような形が特徴。
・アフリカ産 エレファントノーズフィッシュ(1500~3000円)
アゴが象の鼻のように長い魚。
・ブラジル産 ブラックウィズホワイトカイザープレコ(5000~8000円)
白い水玉模様で人気の魚。

【アクアテラリウム】水中と水辺の陸を半々に表現した水槽
ブラジル産 アピストグラマ(3000~50000円※ペア価格)
夫婦で卵を守るという珍しい生態。ちょっとマニアックな魚。ちなみに、マニアたちはGoogleマップで魚の生息地の様子をチェックするなどして楽しむこともあるという。

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