西内まりや、大学生との座談会で『ホテルコンシェルジュ』の裏側を明かす

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毎週火曜22時より放送中の連続ドラマ『ホテルコンシェルジュ』(TBS系列)の出演者と、立教大学の観光事業研究サークル「ホテル研究会」の学生たちによる座談会イベントが、12日に神奈川県内のスタジオにて開催。主演の西内まりやをはじめ、三浦翔平尾美としのりが、ドラマの裏側を学生たちに明かした。

同作は、外資系一流ホテル「ホテル・フォルモント」を舞台に、ホテル従業員が一丸となり、“お客様の笑顔”のためトラブル解決などに奮闘する、一話完結のハートウォーミングストーリー。西内は新米コンシェルジュ・天野塔子を、三浦は塔子の先輩コンシェルジュ・本城和馬を、そして尾美はヘッドコンシェルジュ・珠久里太一をそれぞれ演じている。

集まった学生たちから「ホテルのバックヤードを見た感想」「コンシェルジュ役を演じる上で意識したこと」といった質問を投げかけられると、出演者たちは「バタバタしていて戦場のようだった」、「本当に大勢のスタッフがいるんだと驚いた」、「お辞儀はコンシェルジュ全員で合わせるよう意識した」などと回答。そのほか、「おもてなし精神」や「ホテルに泊まって感動したサービス」などをテーマにしたトークが繰り広げられ、学生たちは真剣なまなざしで聞き入った。

13歳から芸能活動を始めたためアルバイト経験がないという西内は「最初は接客マナーがきちんとできるか不安でしたが、役を通して一から学ぶことができました。また、今回をきっかけに、お客様へのおもてなしに対する責任を実感しました。塔子のように、たくさん失敗してでも思うままに動くということがお客様の心を動かすのですね。ドラマの撮影を終えても、塔子のように芸能界を走り続けていければ」と撮影を振り返りながら、今後を見据えた。そんな西内に対し、尾美は「何でも吸収してすぐにできる方。どんどんスキルを上げていける、才能溢れる方です」と絶賛した。

さらに、この日クランクアップを迎えた三浦は「充実した毎日を送ることができて楽しかったです。早朝3時から撮影をした日もあったので、朝に強くなりました(笑)。続編があるならぜひ出たい」と熱望。初共演となった三浦に関し、西内は「現場入りする前、私が役作りで悩んでいたら、三浦さんが“行け、大丈夫だ!”と思い切り背中を叩いてくれて本当に心強かった。ゆるキャラ的な一面があるので、本城さんとは真逆かも(笑)?」と冗談まじりに語った。

そして、最終章となる第9話(9月15日)と最終話(9月22日)には、泉ピン子が大手エステ会社の女社長・椿映里子役でゲスト出演。フォルモントで行われるビューティーサロンの30周年記念イベントの準備をスタッフが一丸となって進める中、塔子のある行動が波乱を起こしてしまう……というストーリーとなっている。初共演した泉について、西内は「お会いする前は、どういった指摘をされるのかと正直ビクビクしていました。実際にお会いしたら“今までのお話は全部見たのよ。『ホテルコンシェルジュ』ファンだから出られて嬉しいわ”とおっしゃってくださって。撮影現場では、せりふや衣装など、ひとつひとつにリアリティを求めていらっしゃいました。作品と真剣に向き合う姿を見て、たくさん刺激を受けました」と感激した様子でコメント。尾美は「強力な“ラスボス”が来て心が洗われました(笑)」と、三浦は「お芝居ってこういうことなんだと学ばせていただきました」と、それぞれ語っていた。

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