限界集落にある元採石場の洞窟&地底湖がテーマパークに!?『ナポレオンの村』第5話

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唐沢寿明が限界集落を蘇らせた実在のスーパー公務員を演じている連続ドラマ『ナポレオンの村』(TBS系列、毎週日曜21:00)。9月6日放送の第5話では、唐沢演じる主人公たちが、舞台となっている過疎地・神楽村の負の遺産である元採石場を活用し、テーマパーク作りに挑戦する姿が描かれる。

同ドラマは、石川県羽咋市役所の職員・高野誠鮮氏の著書「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」(講談社刊)を原案に、消滅寸前の限界集落が、たくましく生まれ変わる姿を痛快に描くサクセスストーリー。唐沢は、類まれな行動力と奇抜なアイデアを武器に、過疎地である東京都星河市神楽村に改革を起こす東京都庁の職員・浅井栄治を演じている。

[第5話あらすじ]上司から「限界集落の担当として、浅井(唐沢)の村興しを学べ」と命令を受けたという山梨県の市役所職員・岩田(筧利夫)が研修にやってきた。浅井と由香里(麻生久美子)は彼を加え、村興しの次なる一手を考える。負の遺産を観光地にして成功した村があると知り、由香里が思いついたのは、神楽村の負の遺産・元採石場の活用だった。菰田(イッセー尾形)の案内で洞窟を訪れると、そこにはまるでアドベンチャー映画に登場しそうな空間と地底湖が。浅井は「ここをメインアトラクションにして、家族で楽しめるテーマパークを作ろう」と提案。荒唐無稽にも思えるアイデアに、村人たちは不安げな表情を見せるも、浅井の言葉に焚きつけられ、一同で協力することに。このような、村人たちを巻き込み、上司の指示を聞かず、市長の計画にまで抗うというやり方を見て、堅物な岩田は驚きと戸惑いを覚えていた。

一方、廃村計画が進まないことを国会議員の國枝(大和田獏)に責められた福本(沢村一樹)は、ある企みを実行しようとしていた……。

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