『吉田類の酒場放浪記』淡路町「あさひ」は「値段の安さは今までの中で三本指」

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酒場詩人・吉田類が、酒場という聖地へ酒を求め、肴を求めさまよう番組『吉田類の酒場放浪記』(BS-TBS、毎週月曜21:00)。8月31日放送回では、東京・淡路町にある「あさひ」を訪れた。

東京メトロ・丸ノ内線の淡路町駅から歩き、須田町の交差点手前の路地を右に入ると「良心的な店 あさひ」という看板が見えてくる。入店すると、カウンターはなく、食堂のようなテーブル席が並んでいる。25人は収容可能な2階もあるので、大人数で訪れることもできる。

地元のサラリーマンで毎夜賑わうこの店は、安い、早い、美味い、たっぷりの店で有名。豊富なメニューは、ほとんどが200円から400円という価格帯だ。吉田は、まずは生ビール(300円)、ポテトサラダ(200円)を注文。肴は他にも、きくらげ玉子(300円)、川エビ揚(350円)、鳥皮炒め(300円)、ししゃもの天ぷら(300円)、ハムカツ(350円)といった具合。安いからといって注文し過ぎると、食べ切れなくなるほどのボリュームだ。「これが東京のど真ん中ですからね。結構、この良心的な味にはまっちゃってますね」と吉田。ハイボール(150円)、緑茶ハイ(200円)も飲んで、ご機嫌だ。

調理はマスターが孤軍奮闘しているが、常連客は「忙しくなると、マスターから鼻歌が飛び出す」と裏話を明かす。マスターは「団体が得意。(料理の)手が早いですよ、私は」と笑う。店を出た吉田は「値段の安さは、今までやった中でも三本指に入るくらいですね。大人の遊園地、大人の駄菓子屋さん。そういう雰囲気で、言うことないですね」と大変満足した様子だった。

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