綾野剛、向井理にお尻を触られるも「チャーミングですよね」とニッコリ

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映画『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』の初日舞台あいさつが、29日に都内で行われ、主演の向井理をはじめ、綾野剛新垣結衣らが出席した。

本作は、2014年1月に放送され、平均視聴率14.2%、最高視聴率18.9%を記録した連続ドラマ「S-最後の警官-」の劇場版。「ビッグコミック」(小学館刊)で連載中の同名漫画(小森陽一・原作、藤堂裕・作画)が原作で、架空の警察庁特殊急襲捜査班・NPSの活躍を通し、NPS隊員・神御蔵一號(かみくら・いちご)の成長が描かれる。

主人公の一號を演じた向井は「ドラマの撮影を始めてからここまで来るのに約2年かかりました。長い戦いだったのでホッとしています。たくさんの方々とたくさんの時間を積み上げてきた作品を、皆さんと共有できて幸せです」と挨拶。また「テロや“何とか法”と、いろいろなものが変わろうとしているこの時代、一號のような人が実際にいたら良い方向に変わるのでは。いろいろなことを感じるきっかけになりました」と語った。

一號のライバル・蘇我伊織役を演じた綾野は「理の現場での振る舞いには感銘を受けました。自分が主役であることを前提に、周りのキャストやスタッフが苦しんでいないか気遣ってくれていました」と、向井を絶賛した。

さらに、司会者が登壇者に向井と綾野の仲の良さを尋ねると、NPSの紅一点・林イルマを演じた新垣は「現場でお二人はよく触り合っていました」と暴露。綾野は「理は、本番中に僕のお尻を掴んでくる。ちょっと対応できなかったけど、チャーミングですよね(笑)」と明かすと、向井は「そうだったかな(笑)」と笑いながら首をひねり、報道陣を沸かせた。新垣は「現場で集合写真を撮る機会があったのですが、その時も触り合っていました。先日行った完成披露舞台あいさつのオープニングの時にも、お二人が抱き合っていたというニュース記事を読み、やっぱり仲が良いんだと思いました」と語った。

最後に、綾野が向井に対し「ドラマから映画にかけて、体を作り続けながら精神を保ち続けていた。理が今日まで立ち続けていたことに、この作品の本質的な意味があると思う。理、お疲れ様!」と激励。向井は「誰が主人公でもおかしくないくらい、それぞれのキャラが濃い作品でした。流動的に主役が交替しても良いかもしれない(笑)。まだまだ作品が続いてくれれば良いと思います」と、続編の制作を熱望していた。

そのほか、初日舞台あいさつには、吹石一恵青木崇高大森南朋、平野俊一監督が出席した。

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