世界陸上:ゴール寸前の悲劇…3位を確信してバンザイしたら同国の選手に抜かれる

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24日『世界陸上北京』大会3日目の女子10000m決勝に出場した、モリー・ハドル(アメリカ)に“悲劇”が起こった。

この決勝では、V・J・チェルイヨト(ケニア)が1位でゴール。続いて、G・ブルカ選手(エチオピア)が2位。その二人の後ろを走っていたハドルは3位を確信し、両手を挙げて「バンザイ」の格好で喜びを表現しながらフィニッシュ、銅メダルを獲得……と思いきや、ゴール寸前でE・インフィールド(アメリカ)が横をスッと走り抜け、ハドルは4位に。

記録は、3位のインフィールドが31分43秒49、4位に終わったハドルが31分43秒58。1秒にも満たない一瞬の逆転劇だった。しかも、二人は同じくアメリカの選手。この後にどんな会話が交わされたのかは分からないが、真剣勝負の世界は何が起こるかわからない。

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