ボルト、100m優勝決定後のインタビューに「もう終わった選手と言われたが、信じ続けた」

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23日『世界陸上北京』大会2日目。男子100m決勝が行われ、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が9秒79で優勝。2位のジャスティン・ガトリン(アメリカ)の9秒80を100分の1秒上回り、13年モスクワ大会に続き、世界陸上で100m二連覇を達成した。

レース後のインタビューで、「この金メダルは、とにかく嬉しい」と語ったボルト。「非常に大きなプレッシャーに悩まされることはあった。そんな中で、コーチと話し合い、励まされ、立ち直ることができた」と振り返った。

そして「“ウサイン・ボルトは終わった選手なんじゃないか”と言う人もいたけれど、自分がまだ、ここでやれるということを力強く信じ続けて、他の人の(ネガティブな)話はなるべく聞かないようにして、この舞台に立った」と、限界説を一蹴してみせた。

25日からは200m予選が始まり、29日には4×100mリレーが行われる。インタビュアーに「世界記録を期待しても?」と問われると、「いいですよ」と応えていた。

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