『世界陸上』女子100m福島千里、新記録に肉薄する好タイムで準決勝進出

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23日『世界陸上北京』大会2日目。女子100m予選に出場した福島千里(北海道ハイテクAC)が、あわや日本新記録の好タイムで準決勝進出を果たした。

福島は予選7組の4レーンに登場し、11秒23で3着。準決勝進出が決定した(19位通過)。このタイムは、福島自身が持つ11秒21の日本記録まで0秒02差に肉薄する今シーズン自己ベスト。しかも、向かい風が計測される中での好タイムということで、24日に行われる準決勝・決勝にも期待がかかる。

今大会の女子100m優勝候補筆頭は、自己ベスト10秒70のプライス(ジャマイカ)。12年ロンドン五輪、13年モスクワ世界陸上で優勝しており、ボルトと共に、ジャマイカで国民的な人気を誇る。そのプライスは4組に登場、ゴール直前にはスピードを緩める余裕の走りで10秒88の記録を出し、予選を通過した。

『世界陸上北京』は8月30日(日)まで開催され、TBS系列で独占放送。女子100mの準決勝は24日20:35頃、決勝は直後の22:30頃に放送される。女子100mの世界記録は、ジョイナー(アメリカ)が88年ソウル五輪で叩き出した10秒49。この記録は、いまだに破られていない。

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