『世界陸上』早くもボルト登場!100m予選は流しても9秒台

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22日に開幕した『世界陸上北京』。同日に男子100mの予選が行われ、世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)、ジャスティン・ガトリン(アメリカ)、高瀬慧(富士通)ら注目選手が登場した。

高瀬は10秒15、1組4位で予選敗退。100m、200mで今シーズン世界ランキング1位のガトリンは6組に登場。途中から他のランナーの様子をうかがう余裕を見せながらも、9秒83でフィニッシュ。圧倒的な強さを見せつけ、予選1位で通過した。そして7組に登場したボルトも、スタートして早々に上体を起こして流す余裕のレース。9秒96で準決勝進出を決めた。

ボルトは、08年北京五輪の100m、200m、4×100mリレーで当時の世界新記録を出して優勝。そして、09年ベルリン世界陸上で、100mは9秒58、200mは19秒19を叩き出し、自ら記録を塗り替えた。その後も、フライングにより失格した11年テグ世界陸上の100mを除き、08年以降は五輪と世界陸上の100m、200m、4×100mリレーでは負けなしという圧倒的な走りを見せてきた。最大のライバルであるガトリンを制し、今大会で09年以来の世界記録更新を果たすことができるのか、注目が集まっている。

『世界陸上北京』は8月30日(日)まで開催され、TBS系列で独占放送。23日9:30頃より、20km競歩の世界記録保持者、日本の鈴木雄介のレースを放送。ボルト、ガトリンが出場する男子100mの準決勝は同日20:05頃、決勝は22:10頃に放送される。

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