「ABCクッキングスタジオ」が取り組む、農林水産業の“みらい”に向けた事業とは

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日本の農林水産業は、従事者数の減少、高齢化、低価格の産物の輸入増加など、さまざまな課題を抱えている。これらを克服するため行われている地域発の活動に迫る『地域発みらいへ ニッポンの農林水産業』(BS-TBS)が、8月29日(土)22時より放送される。ナビゲーターを務めるのは、俳優でナレーターの川平慈英

IターンやUターンといった地方での暮らし、第一次産業に関わろうとする人々の動きもあるが、全体としては新たな展開を必要としている我が国の農林水産業。全国の各地域や組織が、さまざまな発想を巡らせ、今までにない取り組みを行っている。

番組で紹介するのは、新潟県上越・妙高の雪下野菜の有効活用するためのプロジェクト、広島県世羅町が取り組む農業体験希望者を受け入れるための体制作り、島根県浜田市の植えて育てるという循環型林業に関する取り組み、長野県諏訪郡富士見町の農家の高齢化・後継者不足を解消するためのプロジェクト、三重外湾漁業協同組合の新規就漁者の育成と定住に向けた活動、全国展開されている料理教室「ABCクッキングスタジオ」が行う地産地消の魅力を伝えるための事業といった、多様に展開されているプロジェクトの中からピックアップした6つの事例だ。いずれも、しっかりとしたビジョンを持ち、農林水産業の新たな展開への道筋となるべく考えられたもの。日本各地からそれぞれの地域、現場で進められているプロジェクトを通し、農林水産業の“みらい”へ繋がる動きを伝える。

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