織田裕二、ガトリンの「東京五輪に備える」宣言に拍手

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8月22日(土)から8月30日(日)にかけてTBS系列で独占放送される『世界陸上北京』の制作発表が、12日に同局で行われ、MCの織田裕二中井美穂、そして男子100メートル・200メートルに出場するジャスティン・ガトリン(アメリカ)らが出席した。

開催地である北京と日本が近いことから、現在アメリカ代表チームの事前合宿として来日しているガトリンと対面した織田は「日本に来ていただいて大変光栄です」と大感激。日本では連日猛暑が続いているが、ガトリンは「フロリダと気候が似ているので、まるでホームにいるようだ。水の中に塩分を入れて飲み、暑さ対策をしているよ。あとはバナナを食べる」とリラックスムードで語った。

「世界陸上」及び「五輪」の男子100メートル金メダリストであるガトリンだが、中井が世界記録への自信を尋ねると「合宿のチームメイトには五輪選手もいる。最高のメンバーと最高の状態に自分を持って行けるよう、頑張っているよ」と笑顔でコメント。昨年、33歳という年齢で100メートル9秒74という自己ベストを記録したことについて、番組のスペシャルキャスターを務める高橋尚子が秘訣を聞くと「恋人にも言われたけど、チームメイトには20代のメンバーが多いんだ。そのことが、心を若く保てる秘訣なのかもしれないね」と分析した。

そして、ライバルといわれているウサイン・ボルト(ジャマイカ)については「彼も最高の状態で臨んでくると思うけど、僕だって安定したレースを続けられるよう調整しているから、最高の状態で頑張るよ。それに、笑顔の練習と表彰台の上で手を振る練習もしているんだ」とユーモアを交えながら挑戦状を叩きつけた。

さらに、リレーでのポジションについて、織田が「アンカーですか?」と聞くと「僕は2番目さ」とサラリと告白し、「この大会は、2016年のリオ五輪に向けての大切な戦いだから、ここで良い流れを作ってリオ五輪に進めたら良いね。過去にも成績を残せているから、引き続き頑張るよ」とコメント。最後に、「大会が終わったらゆっくり寝て、2020年の東京五輪に備えるよ」と宣言すると、織田ら一同は「ええ!? 東京ですか!」と驚きながら、拍手をして喜んでいた。

このほか制作発表には、フィールドサポーターを務める小谷実可子、アスリートコメンテーターを務める千葉真子室伏由佳が出席した。

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