綾瀬はるか、爆心地500m圏内の被爆者を初取材 死亡率98%の恐怖とは

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広島出身の女優・綾瀬はるかが、広島に原爆が投下された時、爆心地から至近距離である500m圏内で被爆した近距離被爆者に初取材を行った。8月6日(木)22時54分より放送される『NEWS23』(TBS系列)では、放送時間を拡大し、その様子を現地から中継で伝える。

2010年より、同番組の企画で戦争被害者の証言を聞き続けている綾瀬。死亡率98%といわれる500m圏内で被爆した人々は、「思い出すだけで心も体も苦しくなる」とこれまで取材を断り続けていたが、今回綾瀬に当時の惨状を初告白する。原爆直下で起きた破壊の真実、半致死量を超える放射線の恐怖と向き合った綾瀬は、一体何を思うのか。

また今回は、原爆投下2ヶ月後に日本人カメラマンが撮影した広島の映像を、高精細映像の4Kにして初公開。これまでの技術では見ることのできなかった、瓦礫の街や重傷人の映像から、当時の凄惨な様子をより鮮明に伝える。

さらに、被爆3時間後に広島市の御幸橋で撮影された、人類史上初の“核の悲劇”が伝わる写真も公開。そこに写る被爆者で存命が確認できるのは、血まみれのセーラー服姿の女性と、服もろとも焼けただれて座り込む男性の2人のみだ。2人の「あの日の光景と記憶を語り継ぐ」という決意を受け継いだ広島の高校生たちが、被爆の惨状をCGで再現。被爆者たちと高校生は、その過程で生じる苦悩や葛藤と戦いながら、被爆の惨状に一歩ずつ迫っていく。

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